旧バージョンからのアップグレード
メインページ への移動 以下のチェックリストを使用して、ER/Studio Repository が正しくアップグレードされていることを確認してください。
- ER/Studio Enterprise アップグレードのダウンロード。最新リリースのダウンロードは、embarcadero.com で行うことができます。
- ER/Studio ReadMe の確認。インストール方法と使用方法の最新情報は、embarcadero.com にある ReadMe を参照してください。
- アップグレードの準備。最新バージョンにアップグレードする前の準備については、「Repository のアップグレードの準備」を参照してください。
- ご使用中の ER Studio Data Architect のバージョンの機能に ER/Studio Team Server を対応させる必要があるなら、「ER/Studio Team Server Upgrade Notes」(ER/Studio Team Server アップグレード ノート)を参照してください。
メモ: ここで示すのは、インストール済み ER/Studio Enterprise(Repository が含まれます)の専用の手順です。ER Studio Data Architect をアップグレードする場合には、ER/Studio Repository も ER Studio Data Architect と同じビルド日付の対応するものにアップグレードする必要があります。
目次
Repository のアップグレードの準備
ユーザーの準備
- すべての .dm1 ファイルのバックアップが作成されていることを確認します。
- すべてのダイアグラムおよびオブジェクトをチェックインします。旧バージョンのファイルを現在のファイルと同じ名前でチェックインしようとすると、現在のファイルが破損します。
- アクティブ ファイル ディレクトリ内の Repository ダイアグラムのローカル コピーの名前をすべて変更します。手順は以下のとおりです。
- [Repository|オプション...]を選択します。
- アクティブ ファイル ディレクトリをメモします。
- Windows エクスプローラに移動し、アクティブ ファイル ディレクトリ内のすべてのダイアグラムの名前を変更します。
管理者の準備
- Repository にログインしている人がいないことを確認します。
- 現在の Repository データベースのバックアップを作成します。
- Repository のホスト コンピュータを再起動します。
メモ: 4.0 より前のバージョンの Repository からアップグレードする場合には、C:\Program Files\Embarcadero\Repository\Data ディレクトリを削除することができます。バージョン 4.0 以降の Repository ではこのディレクトリを使用しないためです。
ER/Studio Repository 6.6 ユーザーのアップグレード
このリリースのアップデートを行うには、以下の点に注意してください。
- 必要なのはサービス アップグレードだけです。手順は以下のとおりです。
- ローカル管理者権限で Windows にログオンします。
- Repository インストール プログラムを起動し、[Repository サービスの修復]を選択します。このインストール プログラムでは、以下のサービスが起動します。
- Embarcadero Repository 通信サーバー
- Embarcadero Repository データベース サーバー
- Embarcadero Repository イベント/ディスパッチ サーバー
- ダイアグラム データのバージョン アップグレードは必要ありません。ユーザーの準備は必要ありません。
- バージョン 6.5 からのデータベースの変更はありません。
ER/Studio Repository 6 からのアップグレード
- 準備をします。
- ローカル管理者権限で Windows にログオンします。
- Repository インストール プログラムを起動し、[Repository サービスの修復]を選択します。このインストール プログラムでは、以下のサービスが起動します。
- Embarcadero Repository 通信サーバー
- Embarcadero Repository データベース サーバー
- Embarcadero Repository イベント/ディスパッチ サーバー
Repository サービスと既存のデータベースが最新バージョンにアップグレードされます。
6 より前の ER/Studio Repository からのアップグレード
Repository のアップグレードは、メジャー バージョンを順に 1 つずつ、目的のバージョンまで行う必要があります。Repository のアップグレード時に途中のメジャー バージョンを省略してはなりません。各メジャー バージョンのインストーラには、前のバージョンと新しいバージョンの間で行われたデータベースの変更しか含まれていないためです。
Repository の 5.5 から 6.6 など、古いバージョンからのアップグレードを行う場合には、まず Repository をバージョン 6.0 にアップグレードしてデータベースをアップデートし、バージョン 6.0 をアンインストールしてから、6.6 にアップグレードしてデータベースをアップデートしてください。
Repository のアップグレードが完了して ER Studio Data Architect の最新バージョンをインストールしたら、次に最新バージョンの ER Studio Data Architect を使ってダイアグラムをアップグレードする必要があります。
重要な注意事項
- アップグレード前に必ず Repository データベースのバックアップを作成してください。
- ER Studio Data Architect 9.x と古いバージョンの ER Studio Data Architect とを同じワークステーションにインストールすることができます。
- 古いバージョンで使用していた *.dm1 ファイルは、初めて開いたときに、コピーされて現在のバージョンに変換されます。その後、ダイアグラムを別の名前で保存するか、同じ名前で古いファイルを上書きすることができます。後のメジャー リリースで生成されたファイルを古いバージョンの ER Studio Data Architect で読み取ることはできません。
- ダイアグラムのアップグレードは長い時間と多くのメモリが必要な作業です。アップグレードした Repository で管理される ER Studio Data Architect ダイアグラムの数とサイズによって、アップグレード作業に必要な時間が左右されます。