データ モデルのレイアウトの変更

提供: ER/Studio Data Architect
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データ モデルのレイアウトを変更するには、2 つの方法があります。

  • 自動レイアウトを使用すると、既定のスタイルに従ってデータ モデルが再描画されます。
  • 既定のスタイルをカスタマイズするには、[レイアウト プロパティ]ダイアログ ボックスで、間隔調整、レイアウト スタイル、およびラベル付けなどのパラメータを設定します。

以下では、データ モデルのレイアウトの変更方法を説明します。

自動レイアウトを使用したデータ モデルの再描画

  1. データ モデルを開きます。
  2. [レイアウト/整列]ツールバーで、自動レイアウト オプションのアイコンをクリックします。

Alignment toolbar autolayout.GIF

モデル ウィンドウ内のデータ モデルは、既定のスタイルに設定された規則に従って再描画されます。

メモ

自動レイアウトの既定のスタイルについて、上に示したツールバー アイコンの左から右の順に説明します。

  • [サークル型レイアウト]: サークル型レイアウトは、データ モデル オブジェクト間の依存関係とリレーションシップを分かりやすく示します。データ モデルを 1 つ以上のサークル型パターンに再配置して、グループ構造を強調します。このレイアウトでは、関連するエンティティをクラスタにグループ化し、各クラスタをサークル型にグループ化します。クラスタの論理的な相互接続に基づいて、データ モデルの中心を横切る線の数を最小化するように配置されます。
  • [階層型レイアウト]: エンティティを階層型のパターンに編成します。エンティティ間のリレーションシップの方向に基づきます。階層型ダイアグラムでは、循環リレーションシップを表示できます。これは、同一エンティティ上にパスの始点と終点が存在するリレーションシップです。
    メモ: 階層型レイアウトは、データ フローを一貫した方向に表示する唯一のタイプです。
  • [直交型レイアウト]: このレイアウトが役立つのは、データ モデル内部の階層構造が重要でなく、リレーションシップの向きとナビゲーションの容易さが重要である場合です。直交型レイアウトは、データ モデルを直角の線で長方形のパターンに再配置します。水平/垂直方向の線のみが使用されます。直交型レイアウトには線の交差がほとんどなく、多数のリレーションシップを持つエンティティ間の距離を最小限に抑えることができます。このレイアウトで表示したダイアグラムでは、エンティティ間、またはエンティティと非関連リレーションシップ間で重なることはありません。
  • [対称型レイアウト]: このレイアウトは、1 つのエンティティを中心とした対称パターンを作成します。末端にあるエンティティはダイアグラムの端に移動します。対称型レイアウトを使用すると、自然にリングおよびスター型のダイアグラムになります。多数のデータ モデルに内在する対称性を強調した、分かりやすいデータ モデル ダイアグラムを作成できます。対称型レイアウトでは、同型グラフ(同じ構造を持つグラフ)で構成される合同データ モデルが作成されます。エンティティは均等に分散し、リレーションシップはほとんど交差しません。
  • [ツリー型レイアウト]: ツリー型レイアウトは、データ モデルにただ 1 つの先行リレーションシップが含まれる場合に使用します。ツリー型レイアウトでは、ダイアグラムを親および子エンティティを持つツリー パターンに再配置します。作成されたデータ モデルには、1 つのルート エンティティと、そこから他のエンティティへのただ 1 つのパスが含まれます。ツリー型レイアウトには分岐とシブリング(兄弟)があり、親子リレーションシップでつながっています。
  • [全体を再レイアウト]: 対象データ モデルに選択されたレイアウト スタイルで、ダイアグラムを再配置します。
  • [ユーザー配置優先再レイアウト]: 対象データ モデルに選択されたスタイルでデータ モデルを再配置します。既存オブジェクトに適用済みのスタイルは変更しません。


関連項目