新機能
ER/Studio Data Architect 11.0
2015 年 4 月 16 日公開
目次
リリース 11.0 の特長の概要
[ウェルカム ページ]
ER/Studio Data Architect バージョン 11.0 には、対話型の[ウェルカム ページ]が新しく実装されています。初めて使用するユーザーにとっても、経験豊富なユーザーにとっても、出発点となるものです。最近使用したファイルへのリンクが含まれているほか、ワンクリックでモデルを新規作成したり[リバース エンジニアリング ウィザード]やインポート ウィザードを開くことができます。 [ウェルカム ページ]には、より重要な機能の一部を順を追って解説する多数の参考ビデオや、初めて使用するユーザー向けの簡単な入門ビデオも紹介されています。 インターネット接続がない場合でも、それを自動的に検知して、オフライン ページが開きます。このページでは、表示される対話型コンテンツは限られてはいますが、やはり便利な情報が満載で、作業を中断したところにすぐに戻れる便利なクイック リンクもオンライン ページと同様に用意されています。
名前付け標準自動適用
これまで、名前付け標準は、組織で実施されている命名規則やコンプライアンスからモデルが逸脱しないようにするための有効な手段でしたが、名前付け標準自動適用機能により、モデルの作成や変更を行う際に名前付け標準テンプレートが自動的に適用されるようになりました。
新しいインストーラ
新しい WiX インストーラでは、インストール処理が効率化され、少ないキー入力で能率的に作業を行えます。
プラットフォーム サポートの強化
- Teradata の場合に、インデックス名を非表示にすることができます。このオプションは、[エンティティ エディタ]の[DDL]タブおよび[DDL 生成ウィザード]内で使用できます。
- ユニバーサル表スペース(UTS)の Partition by Growth(データ量の増加に合わせたパーティションの追加)機能が DB2 for z/OS でサポートされるようになりました。
- Oracle Database 11g の Advanced Compression をサポートするようになりました。
用語集の統合
ビジネス用語集は、データ モデル作成者、ビジネス アナリスト、開発者、対象領域専門家などの利害関係者全員のコラボレーションのきわめて重要な情報源となります。お使いの Team Server 用語集は ER/Studio インターフェイスに直接リンクできるようになりました。用語集の用語がモデル オブジェクトの名前、定義、ノートのいずれかで使用されている場合は、その用語が強調表示されて、それが Team Server 用語集に定義されていることが明示されます。強調表示されている用語の上にマウス カーソルを置くと簡潔な定義がポップアップするのに対して、Ctrl キーを押しながら用語をクリックすると Team Server 用語集におけるその用語に移動します。
ユーザー インターフェイスの強化
キーボード ナビゲーションを容易にするため、ダイアログ ボックスでのタブ順序が改善されました。
変更管理
変更管理センターでは、アジャイル環境でのコラボレーションが可能になり、[Repository チェックイン]で行われた変更を追跡および管理できます。