Repository のポートを指定する方法

提供: ER/Studio Data Architect
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サーバーのリスン ポートを変更するには、Repository アプリケーション サーバーが動作するマシンに次のレジストリ キーを追加する必要があります。

クライアント側

クライアント側では、ER/Studio Data Architect[Repository|Repository のプロパティ]メニューを使用します。[サーバー]タブ ページに切り替え、クライアントの通信に使用されるポートを指定できます。前述のレジストリ値 RepoServer Port は、[サーバー]タブに表示される[通信ポート]に対応します。前述のレジストリ値 RepoProbe Port は、[サーバー]タブに表示される[識別ポート]に対応します。

識別ポートでは、UDP ブロードキャストを使用して、ユーザーへの一覧表示(たとえば[Repository|オプション]ダイアログ ボックス内の一覧表示)のために接続できる稼働中の Repository サーバーを特定します。このポートは必須のものではなく、使用できなくても何も問題はありません。

通信ポートは、ER/Studio クライアントと Repository サーバー サービスの間のすべての通信(ログイン要求、ダイアグラム取得要求、チェックアウト/チェックイン要求、イベント更新 など、Repository に情報を要求するあらゆる操作)を実現します。通信はすべて、TCP/IP を介してクライアントで開始されます。このポートは Repository を使用するには必須ですが、必要に応じて別のポート番号に変更することはできます。

Notepad blue icon 2.pngメモ: SSL ポートは、すべてのトラフィックが SSL で暗号化される点を除けば、通信ポートと同じように動作します。Repository では、SSL ポートと通信ポートの両方で接続をリスンします。ユーザーが ER/Studio で SSL を使用することにした場合は、すべての Repository 操作について、通信ポートではなくサーバー上の SSL ポートへの接続が作成されます。SSL を有効にしポートを構成するには、[Repository|Repository のプロパティ]メニューを使用します。

このポート番号を保存するレジストリ キーは RepoSSL Port で、クライアント マシンの HKEY_CURRENT_USER\Software\Embarcadero\ER/Studio Data Architect x.x\Repository の下にあります。

ここで、x.x は ER/Studio Data Architect のバージョンです。

SSL 3.0 の有効化

クライアント側(ER/Studio)では、[Repository のプロパティ]ダイアログ ボックス(の[サーバー]タブ)で SSL 3.0 を有効にすることができます。

Notepad blue icon 2.pngメモ: SSL 3.0 を有効にする場合は、次の手順に従います。 1. サーバー側のレジストリでそれを有効にし、サービスを再起動します。 2. クライアント側で ER/Studio を実行し、[Repository のプロパティ]ダイアログ ボックスを開いて[SSL v3.0 を有効化]オプションをオンにします。 3. ログインします。

関連項目