新機能

提供: HTML5 Builder
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HTML5 Builder では、最新の Web 標準および Web 技術を使った Web アプリケーションおよびモバイル アプリケーションの開発に重点的に取り組んでいます。仕事が楽になる新機能や機能改善が多数含まれていて、RAD 手法を Web アプリケーション開発やモバイル Web アプリケーション開発にまで広げています。

インターフェイス

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より使いやすくなるよう、ユーザー インターフェイスを設計し直しました。新しいインターフェイスにはいくつかのビューがあり、それぞれにコンテキスト依存のツールバーが付いていて、ロジックの記述インターフェイスの設計データベースの管理など、その時に作業を行っているアプリケーションの側面に集中できるようになっています。それでは始めましょう!

HTML5

HTML5 Builder では、Web ページの作成方法を根本的に変える Web 標準の新バージョンである HTML5 をサポートします。

HTML5 の新機能を実現するために、次のような新しいコンポーネントが追加されました。

  • Canvas コンポーネントを使用して、2D および 3D の対話型の画像を簡単に描画することができます。
  • Geolocation コンポーネントを使用して、ユーザーの位置を取得したり監視することができます。
  • Media コンポーネント上でオーディオやビデオのコンテンツを再生することができます。

また、BevelColorPickerDateTimePickerProgressBarShapeTrackBarUpDown など、JavaScript ライブラリに依存していた一部のコンポーネントは、HTML5 を利用して完全に再実装されました。

既存のコンポーネントに追加された機能もあります。

  • コントロールの Draggable プロパティを使用して、ドラッグ アンド ドロップを実装できるようになりました。
  • DataList コンポーネントを作成してテキスト入力コンポーネントにリンクすると、入力候補としてデータが表示されます。
  • ページが読み込まれたときにどのコントロールにフォーカスが当たるかを定義するための新しい ActiveControl プロパティを使用して、ページのタブ ナビゲーションを改善することができます。
  • Edit コンポーネントおよび MEdit コンポーネントの InputType を選択すると、クライアント側で検証を行いやすくなります。

CSS3

標準スタイルシート言語の 3 番目のバージョン CSS3 も HTML5 Builder でサポートされていて、どのコントロールについても高度なスタイル プロパティを使用できるようになりました。

  • BorderRadius を使用して角を丸めることができます。境界に関するプロパティがすべて、この新しいスーパープロパティにまとめられました。
  • BoxShadow および TextShadow を使用すると、コンテナおよびその内容に影の効果を付けることができます。
  • Gradient を使用すると、画像ファイルに頼らなくても必要な色の組み合わせを生成できます。
  • Transform を使用すると、コンテンツをアニメーションとして表現できます。
  • Animations プロパティを使用して、コントロールのイベントにカスタム アニメーションを関連付けることができます。

このいずれにもカスタム プロパティ エディタが含まれているため、コントロールの設計をその場でカスタマイズすることができます。

さらに、CSS コードはすべて、ページ自体に出力されるのではなく、動的に生成される .css ファイルに出力されるようになっています。その結果、コンテンツと表示される Web ページのスタイルとが分離されるため、ページはより読みやすく、デバッグしやすいものとなり、ユーザー エージェントのキャッシュ システムのおかげで高速になります。

プロジェクト

新しいプロジェクトおよびファイルの種類がサポートされるようになりました。

その他

  • モバイル ページに、MCanvasMImageMLabelMMapMMediaMShape という新しいコンポーネントが追加されました。
  • モバイル アプリケーションの配置時には、HTML5 Builder から PhoneGap Build を使用してクラウド内でアプリケーションをビルドできるようになりました。
  • Image コンポーネントで SVG 形式のベクタ グラフィックスをサポートするようになりました。このグラフィックスは、JavaScript からリアル タイムでアニメーション化したり変更することができます。
  • 色のプロパティで RGBA 値がサポートされるようになりました。4 番目の色チャネルであるアルファを使用することで、色の透過度を定義できます。
  • HiddenFields が、コンポーネントではなく、Web ページおよびモバイル ページのプロパティになりました。こちらの方が簡単で明確です。
  • 支援機能で HTML、JavaScript、および jQuery をサポートするようになりました。