配置ノート
このページには、HTML5 Builder を使用して開発したアプリケーションの配置に関する重要な情報が記載されています。アプリケーションの配置作業を始める前に、必ずこのページをお読みください。
目次
一般的なアプリケーションの配置
クライアント アプリケーション(Web およびモバイル)やサーバー アプリケーション(Web およびモバイル)を構築している場合には、アプリケーションで必要なすべてのファイル(スクリプト、テンプレート、画像など)を準備します。
また、サーバー アプリケーションを実行する環境には、RPCL の再配布可能ファイルがインストールされている必要があります。組み込みコンポーネントに含まれていないサードパーティ製コンポーネントを使用している場合には、そのコンポーネントとコンポーネントに必要なファイルも忘れずに配布ファイルに含めてください。
コンポーネントとパッケージ
カスタム コンポーネント/パッケージの配布
HTML5 Builder のコンポーネントやパッケージを他の開発者に配布する場合には、定義ファイル(.php)、パッケージ ファイル(.package.php)、スクリプト、テンプレート、画像など、コンポーネントが使用している必要なファイルをすべて忘れずに提供してください。マニュアルがあれば、それも提供してください。
RPCL コンポーネント/パッケージ
再配布可能な RPCL ライブラリは、HTML5 Builder インストール ディレクトリの \rpcl サブフォルダに含まれています。別に指定がない限り、このフォルダの内容は、LGPL のライセンス条項に従って、自由に配布して構いません。ライセンス条項の詳細は、インストール ディレクトリの bin フォルダにある ThirdPartyLicense.rtf ファイルを確認してください。
RPCL フォルダの内容は、実稼働サーバー上の Web サーバーからアクセス可能な場所に配置する必要があります。たとえば、httpdocs フォルダの /rpcl サブフォルダ内などです。そのためには、RPCL フォルダ全体を .tar.gz ファイルに圧縮し、そのファイルをサーバーにアップロードし、アプリケーションのルート フォルダ内でファイルを解凍します。
次に示すのは、HTML5 Builder アプリケーションの標準的な構造です。
フォルダ | 内容 | 説明 |
/ | .php、.xml.php | アプリケーションのルート フォルダです。 |
/rpcl | rpcl.inc.php、forms.inc.php、stdctrls.inc.php など | RPCL ライブラリが含まれるフォルダです。 |
RPCL に含まれるサードパーティ製ライブラリ
RPCL ライブラリに含まれる別途使用許諾されるコードの個別のライセンスについては、インストール ディレクトリの bin フォルダ内にある ThirdPartyLicense.rtf ファイルで確認してください。
その他のコンポーネント
この文書で再配布可能であると記載されていないすべてのファイル、モジュール、コンポーネントは、再配布できません。これらのファイル、モジュール、コンポーネントは、この製品に付属するエンドユーザー使用許諾契約(ソフトウェア使用許諾およびサポート契約書)の条項に従い、ユーザー自身の使用に制限されます。
再配布可能ファイルの削除または変更
Embarcadero は、製品のリリース時に引き続き "再配布可能ファイル" として記載されているかどうかにかかわらず、製品のリリース前の任意の時点において、この Embarcadero ソフトウェア製品から個別の再配布可能ファイルを削除したり変更する権利を留保します。"再配布可能ファイル" として記載されたまま本製品のリリース前に製品から削除された任意のファイルについて、Embarcadero は一切の責任を負いません。
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