Blob の要件

提供: InterBase

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フィルタリングが必要な Blob データを操作するには、API アプリケーションで、Blob パラメータ バッファ(BPB)を各 Blob に対して設定しなければなりません。 BPB は、アプリケーションで宣言されている可変長バイト ベクタで、Blob アクセスを決定する制御情報を格納します。 BPB は、Blob フィルタリングを指定する Blob および Blob のサブタイプを記述する、数多くの定数(ibase.h で定義)を保有することができます。

国際環境で Blob データを操作するアプリケーションでは、その Blob の文字セット情報を含む Blob ディスクリプタを、宣言および値を設定しなければなりません。 Blob ディスクリプタ構造体は、ibase.h で定義されています。 Blob ディスクリプタを宣言するには、アプリケーションで次のようなコードを用意する必要があります:


#include <ibase.h>
. . .
ISC_BLOB_DESC_V2 descriptor_name;

Blob フィルタは、Blob をある形式から別の形式に変換させることができます(圧縮状態から非圧縮状態へ、またはその逆など)。 Blob フィルタを希望する場合、別途フィルタ関数を作成し、データベースに定義して、Blob データがアクセスされた際に使用できるようにしておく必要があります。

最後に、Blob データにアクセスするには、アプリケーションは API DSQL 関数を広く利用しなければなりません。

Blob データおよび Blob フィルタでの作業については、「Blob データでの作業」を参照してください。

DSQL の詳細については、「動的 SQL での作業」を参照してください。

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