LifeTrak Move ウォッチ
Go Up to ThingConnect デバイス
LifeTrak Move ウォッチは、歩数計機能の付いたフィットネス トラッカー ウォッチ(フィットネス追跡機能を備えた腕時計)です。
TLifeTrakMoveWatch
コンポーネントを使用すると、LifeTrak Move ウォッチと通信することができます。
目次
デモの場所
LifeTrak Move ウォッチのサンプル プロジェクトは、上記コンポーネントのインストール後、次の IoT デモ ディレクトリにあります。
- [スタート|すべてのアプリ|Embarcadero RAD Studio Berlin|サンプル]を選択したあと、次に移動します。
- Delphi の場合:
Internet of Things\Object Pascal\Thing Connect\LifeTrakMoveWatches
- C++ の場合:
Internet of Things\CPP\Thing Connect\LifeTrakMoveWatches
- Delphi の場合:
サポートされているサービス
LifeTrak Move ウォッチ コンポーネントでは、次の Bluetooth LE サービスおよびキャラクタリスティックをサポートしています。
サービス | キャラクタリスティック | プロパティ | イベント | 読み取り | サブスクライブ | 書き込み |
---|---|---|---|---|---|---|
Battery Service | Battery Level | BatteryLevel
|
OnBatteryLevelUpdate
|
|||
Device Information | Firmware Revision String | FirmwareRevision
|
OnFirmwareRevisionUpdate
|
|||
Hardware Revision String | HardwareRevision
|
OnHardwareRevisionUpdate
|
||||
IEEE 11073-20601 Regulatory Certification Data List | IEEECertificationData
|
OnIEEECertificationDataUpdate
|
||||
Manufacturer Name String | ManufacturerName
|
OnManufacturerNameUpdate
|
||||
Model Number String | ModelNumber
|
OnModelNumberUpdate
|
||||
PnP ID | PnPID
|
OnPnPIDUpdate
|
||||
Serial Number String | SerialNumber
|
OnSerialNumberUpdate
|
||||
Software Revision String | SoftwareRevision
|
OnSoftwareRevisionUpdate
|
||||
System ID | SystemID
|
OnSystemIDUpdate
|
LifeTrak Move ウォッチ コンポーネントでは、次のカスタム サービスをサポートしています。
サービス | プロパティ | イベント | 読み取り | サブスクライブ | 書き込み | 説明 |
---|---|---|---|---|---|---|
LifeTrak Service | OnResponseUpdate
|
デバイスからの応答データを返します。 | ||||
Command
|
デバイスにコマンド データを送信します。 |
デバイスの詳細
- デバイス:
LifeTrak
- モデル:
Move C300
- ファームウェア:
V0220
- 使用技術: Bluetooth LE
カスタム データ型
LifeTrak Move ウォッチでは、次のユニットにカスタム データ型が定義されています。
- Iot.Device.LifeTrakMoveWatchTypes
LifeTrak Move ウォッチのコマンド
TLifeTrakMoveWatchesCommand
型は、LifeTrak Move ウォッチにデータを送信するコマンドを作成するためのものです。
Value
: デバイスに送信する未加工のバイト配列を返します。
TLifeTrakMoveWatchesCommand
の以下の関数を使用すると、さまざまなアクションに対応するコマンドを作成できます。
- 関数
CommunicationDone
: デバイスとの通信を終了するコマンド(CommandCommunicationDoneID = 70
) - 関数
ModelNumber
: モデル番号を要求するコマンド(ModelNumberID = 76
) - 関数
DataHeaders
: 統計データ ヘッダーを要求するコマンド(DataHeadersID = 160
) - 関数
DataPointsSelectedDateStamp
: 特定のヘッダー インデックス(HeaderIndex
)の統計データを要求するコマンド(DataPointsSelectedDateStampID = 161
) - 関数
DataPointsSelectedDateStampIndexed
: 特定のヘッダー インデックス(HeaderIndex
)および開始インデックス(StartIndex
)の統計データを要求するコマンド(DataPointsSelectedDateStampIndexedID = 162
) - 関数
DataPointsBlock
: 特定のヘッダー インデックス、開始インデックス、終了インデックスの統計データを要求するコマンド(DataPointsBlockID = 163
) - 関数
WeightTrackDatabase
: 体重の統計データを要求するコマンド(WeightTrackDatabaseID = 176
) - 関数
AllAllocationBlocks
: すべての割り当てブロックを要求するコマンド(AllAllocationBlocksID = 224
) - 関数
SingleAllocationBlock
: 特定の割り当てブロック(Index
)を要求するコマンド(SingleAllocationBlockID = 225
) - 関数
AllocationBlockData
: 特定のブロック データ(Index
)を要求するコマンド(AllocationBlockDataID = 229
) - 関数
Time
: 時間プロファイルを要求するコマンド(TimeID = 208
) - 関数
UserProfile
: ユーザー プロファイルを要求するコマンド(UserProfileID = 192
) - 関数
GoalDistance
: 現在設定されている目標距離を要求するコマンド(GoalDistanceID = 194
) - 関数
GoalCalorie
: 現在設定されている目標カロリーを要求するコマンド(GoalCalorieID = 196
) - 関数
GoalSteps
: 現在設定されている目標歩数を要求するコマンド(GoalStepsID = 198
) - 関数
SetTime
: 時間プロファイル(ATimeProfile
)を設定するコマンド(SetTimeID = 209
) - 関数
SetUserProfile
: ユーザー プロファイル(AUserProfile
)を設定するコマンド(SetUserProfileID = 193
) - 関数
SetGoalDistance
: 現在の目標距離(範囲値:0 ~ 621.3
マイルまたは0 ~ 999.9
キロメートル)を設定するコマンド(SetGoalDistanceID = 195
) - 関数
SetGoalCalorie
: 現在の目標カロリー(範囲値:0 ~ 99,999
カロリー)を設定するコマンド(SetGoalCalorieID = 197
) - 関数
SetGoalSteps
: 現在の目標歩数(範囲値:0 ~ 99,999
歩)を設定するコマンド(SetGoalStepsID = 199
)
LifeTrak Move ウォッチの応答
TLifeTrakMoveWatchesResponse
型は、LifeTrak Move ウォッチから受信された、要求データへの応答を返します。
Value
: デバイスから受信された未加工のバイト配列。
TLifeTrakMoveWatchesResponse
の以下の関数を使用すると、デバイスからの応答を取得できます。
- 関数
ModelNumber
は現在の内容からモデル番号を返します。 - 関数
Time
は時間プロファイルを返します。 - 関数
UserProfile
は現在のユーザー プロファイルのデータを返します。 - 関数
GoalDistance
は目標距離を返します。0 ~ 621.3
マイルまたは0 ~ 999.9
キロメートルの範囲の値です。 - 関数
GoalCalorie
は目標カロリーを返します。0 ~ 99,999
カロリーの範囲の値です。 - 関数
GoalSteps
は、設定されている目標歩数を返します。0 ~ 99,999
歩の範囲の値です。 - 関数
ExtractHeaders
は、保存されている統計データの配列(TLifeTrakMoveHeader
)を返します。 - 関数
ExtractDataPoints
は、保存されているデータ ポイントの配列(TLifeTrakMoveDataPointArray
)を返します。 - 関数
ExtractWeightPoints
は、保存されている体重ポイントの配列(TLifeTrakMoveWeightPointArray
)を返します。 - 関数
IsBlockComplete
は、データがいくつかのブロックに分かれているかどうかを調べます。
LifeTrak Move ウォッチのユーザー プロファイル
TLifeTrakMoveUserProfile
には、現在のユーザーのユーザー情報や設定が格納されています。
BirthDate
: 生年月日(日/月/年)UserGender
: ユーザーの性別(Male = 0
、Female = 1
)UnitSystem
: 使用される単位系。ヤードポンド法(Imperial = 0
)またはメートル法(SI = 1
)Sensitivity
: 感度の設定(デバイスでは未対応。このパラメータは 0 を返します)Weight
: ユーザーの体重値。単位はポンドかキログラム(単位系による)。44 ~ 440
ポンドまたは20 ~ 200
kg の範囲の値になります。Height
: ユーザーの身長値。単位はインチかセンチメートル(単位系による)。40 ~ 84
インチまたは100 ~ 220
cm の範囲の値になります。
LifeTrak Move ウォッチの時間プロファイル
TLifeTrakMoveTimeProfile
には次の時間設定が格納されています。
DateTime
: 日付と時刻を設定します。HourFormat
: ユーザーの時刻形式。24 時間表示(TwenyFour = 1
)または AM/PM 表示(Twelve = 0
)。DateFormat
: ユーザーの日付形式(DDMM = 0
、MMDD = 1
、DDMMM = 2
、MMMDD = 3
)TimeDisplaySize
: ユーザーの時間表示サイズ(デバイスでは未対応)
LifeTrak Move ウォッチのデータ ポイント
TLifeTrakMoveDataPoint
には次の統計データが格納されています。
AverageHeartRate
: 平均心拍数を示します。Distance
: 距離を示します。Steps
: 歩数を示します。Calories
: カロリーを示します。SleepPoint_0_2
: 0 から 2 までの睡眠ポイントを示します。SleepPoint_2_4
: 2 から 4 までの睡眠ポイントを示します。SleepPoint_4_6
: 4 から 6 までの睡眠ポイントを示します。SleepPoint_6_8
: 6 から 8 までの睡眠ポイントを示します。SleepPoint_8_10
: 8 から 10 までの睡眠ポイントを示します。DominantAxis
: ステップの主軸を示します。AxisDirection
: 主軸に沿った移動方向を示します。AxisMagnitude
: 主軸に沿った移動量を示します。Lux
: 明るさをルクス単位で示します。
LifeTrak Move ウォッチのヘッダー
TLifeTrakMoveHeader
には次の全般的な情報が格納されています。
Datestamp
: 日付を示します。StartTime
: 記録の開始時刻を示します。EndTime
: 記録の終了時刻を示します。AllocationBlockIndex
: データ記憶域内のインデックスを示します。Steps
: 定義された時間中の歩数を示します。Distance
: 定義された時間中の距離を示します。Calorie
: 定義された時間中の消費カロリーを示します。Sleep
: 一定時間中の睡眠/非活動時間を示します。
LifeTrak Move ウォッチの体重ポイント
TLifeTrakMoveWeightPoint
には、ユーザーの体重に関する次の情報が格納されています。
Timestamp
: 統計的事象の発生時刻を示します。Weight
: 体重を設定します。