Bde.DBTables.TUpdateSQL.Query
Delphi
property Query[UpdateKind: TUpdateKind]: TQuery read GetQuery;
C++
__property TQuery* Query[Data::Db::TUpdateKind UpdateKind] = {read=GetQuery};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Bde.DBTables.pas Bde.DBTables.hpp |
Bde.DBTables | TUpdateSQL |
説明
指定された種類の更新を実行するのに使用されるクエリ オブジェクトを返します。
Query は、キャッシュされたデータの更新を適用する SQL を実行する内部 TQuery オブジェクトへの参照を提供する読み取り専用プロパティです。TQuery のプロパティやメソッドを使用すると、この参照を操作できます。
TUpdateKind 定数のいずれかを Query プロパティのインデックスとして使用すると、内部 TQuery オブジェクトでは、それに対応する更新 SQL プロパティ(DeleteSQL、InsertSQL、ModifySQL のいずれか)で SQL が指定されます。UpdateKind の値は次のいずれかです。
値 | 意味 |
---|---|
ukDelete |
DELETE 文(DeleteSQL)の実行に使用されるクエリ オブジェクトを返します。 |
ukInsert |
INSERT 文(InsertSQL)の実行に使用されるクエリ オブジェクトを返します。 |
ukModify |
UPDATE 文(ModifySQL)の実行に使用されるクエリ オブジェクトを返します。 |
各クエリ オブジェクトでは特定の種類の SQL 文を実行します。これらのオブジェクトで実行される SQL 文の内容には、ModifySQL、InsertSQL、DeleteSQL の各プロパティを使って直接アクセスできます。
Query の主な目的は、アプリケーションで更新クエリ オブジェクトのプロパティを設定したりクエリ オブジェクトのメソッドを呼び出す方法を提供することです。
メモ: 特定の種類の更新文が指定されない場合、それに対応するクエリ オブジェクトは nil(Delphi の場合)または NULL(C++ の場合)になります。たとえば、DeleteSQL プロパティの SQL 文をアプリケーションで指定しない場合、Query[ukDelete] を設定すると nil(Delphi の場合)または NULL(C++ の場合)が返されます。