Data.SqlExpr.TSQLBlobStream.Create
Delphi
constructor Create(Field: TBlobField; Mode: TBlobStreamMode = bmRead);
C++
__fastcall TSQLBlobStream(Data::Db::TBlobField* Field, Data::Db::TBlobStreamMode Mode);
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| constructor | public | Data.SqlExpr.pas Data.SqlExpr.hpp |
Data.SqlExpr | TSQLBlobStream |
説明
Create は，TSQLBlobStream のインスタンスを作成および初期化します。
Create を呼び出すと，TCustomSQLDataSet 下位オブジェクト中の特定の TBlobField オブジェクトから読み出しを行うための TSQLBlobStream インスタンスを取得できます。
Field パラメータは，データを読み出す BLOB 項目を指定します。
Mode パラメータは，ほかの BLOB ストリームコンストラクタとの互換性を保持するために用意されています。ただし，dbExpress データセットは読み出し専用なので，TSQLBlobStream では Mode パラメータは無視されます。SQL BLOB ストリームは BLOB データの読み出し専用にしか使用できません。
Create は，Field パラメータで指定された項目オブジェクトに TSQLBlobStream をリンクさせます。その後 ReadBlobData メソッドを呼び出して，BLOB 項目から読み出し用のメモリバッファに情報を読み出します。
警告： 継承メソッドを使って SQLBlobStream に書き込むと，コンストラクタによって情報が書き込まれるメモリ内バッファが上書きされます。このため，BLOB ストリームが BLOB 項目の内容を正確に反映しなくなるので，以降に読み出される情報は不正確になります。
TSQLBlobStream コンストラクタを呼び出すかわりに，データセットの CreateBlobStream メソッドを使用することもできます。