Data.SqlExpr.TTransIsolationLevel

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Delphi

TTransIsolationLevel = (xilREADCOMMITTED, xilREPEATABLEREAD, xilDIRTYREAD, xilCUSTOM);

C++

enum DECLSPEC_DENUM TTransIsolationLevel : unsigned char { xilREADCOMMITTED, xilREPEATABLEREAD, xilDIRTYREAD, xilCUSTOM };

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
enum public
Data.SqlExpr.pas
Data.SqlExpr.hpp
Data.SqlExpr Data.SqlExpr

説明

この列挙型(C++ の場合)または型(Delphi の場合)は,トランザクションの相互排他レベルを識別します。

次の表に,指定可能な値を示します。



要素 説明

xilDIRTYREAD

現在のトランザクションは,その他のトランザクションによるすべての変更をコミット前であっても参照します。このオプションは,Oracle ドライバでは利用できません。

xilREADCOMMITTED

現在のトランザクションは,コミットされた変更だけを参照します。ただし,トランザクションが終了する前に追加の変更がコミットされた場合は,データビューの一貫性が失われることがあります。

xilREPEATABLEREAD

現在のトランザクションでは,データビューの一貫性が保証されます。このビューには,トランザクションの開始時に他のトランザクションによってコミットされた変更だけが含まれます。

xilCUSTOM

現在のトランザクションは,データベース固有の排他レベルを使用します。eConnTxnIsoLevel オプションが xilCUSTOM の場合は,トランザクション記述子が実際の排他レベルを指定します。現在,これをサポートするドライバはありませんが,将来,ドライバが排他レベルを拡張できるようにします。