Data.Win.ADODB.TCustomADODataSet.Sort
Delphi
property Sort: WideString read GetSort write SetSort;
C++
__property System::WideString Sort = {read=GetSort, write=SetSort};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Data.Win.ADODB.pas Data.Win.ADODB.hpp |
Data.Win.ADODB | TCustomADODataSet |
説明
レコードセットのソート順を指定します。
Sort プロパティを設定すると,レコードセットを格納する項目のリストを確定または変更できます。Sort は,単独項目の名前か,複数の項目をカンマで区切ったリストに設定します。各項目の後ろにオプションでキーワードの ASCENDING または DESCENDING を指定すると,項目のソート方向を指定できます。これらのキーワードの 1 つを使用しない場合には,項目のデフォルトのソート方向は昇順になります。Sort に空の文字列を設定すると,レコードセットを,そのデータを最初に検索したときに使った元のソート順にリセットできます。
ADOQuery1.Sort := 'LastName ASC, DateDue DESC'
ADOQuery1->Sort = "LastName ASC, DateDue DESC"
Sort を読み出すと,レコードセットをソートする 1 つまたは複数の項目を判別できます。
メモ: カーソルがクライアント側(データセットコンポーネントまたは関連する TADOConnection コンポーネントの CursorLocation プロパティが clUseClient)で,要求された項目ソート順に一致するインデックスがすでに存在しない場合には,一時インデックスが作成されます。Sort に空の文字列を設定してソート順をリセットすると,自動的に一時インデックスが削除されます。