System.Win.ComObj.TAutoIntfObject.SafeCallException

• 親: TAutoIntfObject

Delphi

function SafeCallException(ExceptObject: TObject;
ExceptAddr: Pointer): HResult; override;

C++

virtual HRESULT __fastcall SafeCallException(System::TObject* ExceptObject, void * ExceptAddr);

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
function	public	System.Win.ComObj.pas System.Win.ComObj.hpp	System.Win.ComObj	TAutoIntfObject

説明

SafeCallException は，OLE 例外処理で使用します。

SafeCallException メソッドは，そのスコープ外に制御が移るのを防ぎます。また，発生した例外はすべてメソッド内で処理する必要があります。

safecall メソッドを実装すると，黙示的な exception ブロックにそのメソッドのコードを記述しても例外によって制御が移りません。

メモ：  SafeCallException はグローバルルーチンの HandleSafeCallException を呼び出します。HandleSafeCallException はこの動作の標準的な処理方法を提供します。この関数は OLE 例外処理をサポートする（ISupportErrorInfo インターフェースを実装する）CoClass の各メソッドに影響を与えます。これらの CoClass メソッドが SafeCall 呼び出し規約を使用する場合，それらは HRESULT を返すように変更されます。手続きは HRESULT を返し，関数はそれらの通常の結果の値を最後の（出力）パラメータとして渡して，かわりに HRESULT を返します。メソッドは exception ブロックに封入され，その後 HRESULT が返されて，ISupportErrorInfo の処理が正しく機能するように環境設定されます。