System.Win.Registry.TRegistry.LoadKey
Delphi
function LoadKey(const Key, FileName: string): Boolean;
C++
bool __fastcall LoadKey(const System::UnicodeString Key, const System::UnicodeString FileName);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.Win.Registry.pas System.Win.Registry.hpp |
System.Win.Registry | TRegistry |
説明
ルートキーの下にサブキーを作成して,そのサブキーにファイルからレジストリ情報を読み込みます。
LoadKey メソッドを呼び出すと,次の手順でレコードを挿入します。
1. ルートキーに下に新しいサブキーを作成する。
2. そのサブキーにファイルからレジストリ情報を読み込む。レジストリ情報にはデータ値,サブキー,およびサブキーに関するデータ値を格納できる。
LoadKey は,キーとその値およびサブキーとその値を 1 つの操作で簡単に作成することを目的としています。キーとサブキーおよびそれらのデータ値をハイブといいます。アプリケーションは,各キーとそのデータ値を別々に作成しなくても,ファイルからハイブを読み出すことができます。これは,ユーザーが実行時に再構成できるアプリケーションで使用すると特に便利です。
メモ: アプリケーションが LoadKey を呼び出す前に,RootKey プロパティを HKEY_USERS または HKEY_LOCAL_MACHINE に設定するか,あるいは前回の RegistryConnect の呼び出しで返されたキーに設定しなければなりません。
Key パラメータは作成するキーの名前です。FileName パラメータはサブキーに保存するレジストリ情報を格納しているファイルの場所です。FileName で指定されるファイル名は Windows API 関数 SaveKey または RegSaveKey で事前に作成したファイルの名前でなければなりません。ファイルアロケーションテーブル(FAT)を使用するシステムでは,FileName に拡張子を付けることはできません。