Vcl.ActnMan.TActionManager.PrioritySchedule
Delphi
property PrioritySchedule;
C++
__property PrioritySchedule;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Vcl.ActnMan.pas Vcl.ActnMan.hpp |
Vcl.ActnMan | TActionManager |
説明
項目が未使用として識別されるまでの時間を示すスケジュールを指定します。
Vcl.ActnMan.TActionManager.PrioritySchedule は Vcl.ActnMan.TCustomActionManager.PrioritySchedule を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.ActnMan.TCustomActionManager.PrioritySchedule を参照しています。
項目が未使用として識別されるまでの時間を示すスケジュールを指定します。
使用解析結果やレイアウト領域に基づいて,アクションマネージャは PrioritySchedule プロパティを使用して,アクションバンドで TActionClientItem オブジェクトを表す UI 要素を非表示にしたり,表示したりするタイミングを調べます(これは,TActionClientItem の Visible プロパティで設定される TActionClientItem の可視性とは異なります)。
アクションマネージャは,特定の TActionClientItem のアクションバンドでレンダリングされる UI 要素を表示したり,非表示にしたりするタイミングを調べるために,項目ごとにセッションの合計数,使用されたセッション番号,現在のセッション番号の統計を管理します。セッションの数は,アプリケーションが起動した回数として定義されます。
プログラムでは,項目を表示するかどうかを調べるために,PrioritySchedule の左側の列にある UsageCount プロパティの値を参照します。UsageCount が最大の集計値より大きい場合は,その最大値が計算に使用されます。それに対応する右側の列の値は,項目が非表示になるまでに未使用でいられるセッション数です。
アクションバンドは常に,表示領域がある限り最大数のコントロールを表示します。また,必要であれば行や列を折り返します。UsageCount プロパティが -1 に設定された TActionClientItems は常に表示されます。UsageCount プロパティを使用すると,特定のアクションバンドコントロールが常に表示されることを保証できます。
PrioritySchedule のデフォルト値は以下のとおりです。
アクションバンド項目が使用されたときのセッション回数 | 項目が最後に使用されてから非表示になるまでのセッション数 |
---|---|
0, 1 |
3 |
2 |
6 |
3 |
9 |
4, 5 |
12 |
6 - 8 |
17 |
9 - 13 |
23 |
14 - 24 |
29 |
25 以上 |
31 |