Vcl.DBGrids.TDBGridColumns.State
Delphi
property State: TDBGridColumnsState read GetState write SetState;
C++
__property TDBGridColumnsState State = {read=GetState, write=SetState, nodefault};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Vcl.DbGrids.pas Vcl.DBGrids.hpp |
Vcl.DBGrids | TDBGridColumns |
説明
データグリッドの列がデータセットのフィールドに基づいているかどうかを示します。
State プロパティを csDefault に設定した場合には,グリッド列の多くのプロパティは対応するデータセットに依存しなくなります。データセットの項目が,列の形態や順序などのプロパティを決定します。列の変更はデータセットの項目に反映され,データセットの項目の変更は列に反映されます。
State プロパティを csCustomized に設定した場合には,データグリッドの列は対応するデータセットとは関係なく作成されます。たとえば,デフォルトでは列タイトルのキャプションは対応するフィールドの DisplayLabel プロパティと同じですが,State プロパティを csCustomized に設定すると,列タイトルの Caption プロパティとフィールドの DisplayLabel プロパティはまったく独立した 2 つのプロパティとして変更できます。実際に,カスタマイズした(持続的な)列はデータセットのフィールドと対応させる必要はありません。
メモ: カラムエディタを使ってデータグリッドの列を設定すると,State プロパティは自動的に csCustomized に設定されます。また,実行時に State プロパティを変更すると,既存の列はすべて削除されます。