FMX.ActnRes
FMX.ActnRes は、TStandardActions クラスを 1 つ定義しており、そのフィールド（FileExit1 など）には、標準アクション（FMX.StdActns.TFileExit など）のインスタンスが可能されます。これらのインスタンスには、指定されたデフォルトのタイトル、ショートカットを始めとする標準アクションのプロパティが格納されています。
これらの値は、アクション リスト エディタで標準アクションが新しく作成されるときに、デフォルトのプロパティ値として使用されます(図を参照)。
FMX.ActnRes は、 ActnRes ユニットに似ています。
このユニットには、アクションの実現はまったく含まれていません。新しい標準アクションを定義するクラスのオブジェクトを格納するフィールドの宣言のみ保持されています。
implementation セクションには、{$R *.dfm} などの指令が含まれており、これには、TStandardActions クラスで指定された標準アクションのプロパティのデフォルト値が保持される、リソース ファイル（FMX.ActnRes.dfm）が指定されています。
メモ： 開発者は、プロパティがデフォルトで定義されている新しい標準アクションを FMX.ActnRes ユニットに格納しなければなりません。
このユニットは、IDE が System.Actions.RegisterActions を呼び出して標準アクションを登録する際に、IDE のアクション リスト エディタでのみ使用されます。FMX.ActnRes はユーザー アプリケーションでは使用されません。
クラス
| TStandardActions |
TStandardActions クラスには、標準アクション（FMX.StdActns.TFileExit など）のインスタンスを格納するフィールド（FileExit1 など）を宣言できます。これらのインスタンスには、指定されたデフォルトのタイトル、ショートカットを始めとする標準アクションのプロパティが格納されています。これらのプロパティは、アクション リスト エディタで標準アクションが新しく作成されるときに、デフォルトのプロパティ値として使用されます。 |