FMX.StdActns.TVirtualKeyboard
Delphi
TVirtualKeyboard = class(TObjectViewAction)
C++
class PASCALIMPLEMENTATION TVirtualKeyboard : public TObjectViewAction
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| class | public | FMX.StdActns.pas FMX.StdActns.hpp |
FMX.StdActns | FMX.StdActns |
説明
FmxObject プロパティに格納されているコンポーネントを表示し、また、このコンポーネントの表面に画面上仮想キーボードを表示します。
TVirtualKeyboard 標準アクションは、このアクションにリンクされたクライアント（コントロール、メニュー コマンド、ツールバー ボタン）によって実行され、FmxObject プロパティに格納されたコンポーネントを表示します。TVirtualKeyboard は、表示されたコンポーネントの表面に、オンスクリーン仮想キーボードを表示します。
TVirtualKeyboard は TCustomViewAction を拡張する際に、一部の public プロパティとイベントを再宣言して公開可視性を備えさせており、これにより、オブジェクト インスペクタでそれらを編集可能にしています。もっとも重要なものは次のプロパティです： Enabled、FmxObject、ImageIndex、SecondaryShortCuts、ShortCut、Text、ShortCut、Visible。
通常のアクション（TAction、TControlAction、TCustomValueRangeAction、その他）とは異なり、TVirtualKeyboard は TCustomViewAction の下位クラスであるため、Visible、Enabled、Checked、GroupIndex、OnExecute などにおける変更を、リンクされたクライアントに伝えません。
Virtual keyboard componentsは、いわゆるPlatform Servicesによりサポートされています。 つまりこの標準アクションは、一部のプラットフォームでサポートでサポートされない可能性があります。 UnsupportedArchitectures と UnsupportedPlatforms を参照してください。
TVirtualKeyboard コンポーネントで提供されるオンスクリーン キーボードを表示する手順は以下のとおりです。
- TActionList と TButton をフォームに追加します。
- TActionList をダブルクリックしてアクション リスト エディタを開きます。
アイコンの隣の矢印をクリックして、［標準アクションの新規追加...｜編集｜TVirtualKeyboard］を選択し、［OK］をクリックします。- ［オブジェクト インスペクタ］で、TButton の Action プロパティを、TActionList に追加した TVirtualKeyboard に設定します。
- プロジェクトを実行します。
TVirtualKeyboard の型は、KeyboardType プロパティによって設定されます。
コード サンプル
関連項目
- FMX.VirtualKeyboard.IFMXVirtualKeyboardService
- FMX.Platform.TPlatformServices
- FMX.ActnList.TCustomAction
- FMX.Types.IVirtualKeyboardControl.KeyboardType
- FMX.Types.TVirtualKeyboardType