System.IOUtils.TPath.GetLibraryPath

• 親: TPath

Delphi

class function GetLibraryPath: string; static;

C++

static System::UnicodeString __fastcall GetLibraryPath();

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
function	public	System.IOUtils.pas System.IOUtils.hpp	System.IOUtils	TPath

説明

アプリケーションが格納する必要のある、任意のデータを格納することのできるディレクトリへのパスを返します。これは、ファイル、キャッシュ、リソース、プレファレンスなど、ユーザーに関係ありません。

アプリケーションを実行しているシステムが要求されているフォルダをサポートしていない場合、または、要求されているフォルダがシステム上に存在しない場合、この関数は代わりに空の文字列を返します。

GetLibraryPath は多様なプラットフォーム上で、それぞれ次の場所を指しています：

• Windows では、実行可能ファイルを格納しているフォルダを指します。
• OS X および iOS では、ライブラリ ディレクトリを示します。
• Android では、アプリケーションのデバイス固有のサンドボックスの場所。iOS ホームの場所は、各アプリケーション インスタンスや各 iOS デバイスに対して、個別に定義されます。

プラットフォーム	サンプル パス	パス ID
Windows	C:\Program Files\<application folder>
OS X	/Users/<username>/Library	NSLibraryDirectory
iOS デバイス	/var/mobile/Containers/Data/Application/<application ID>/Library
iOS シミュレータ	/Users/<username>/Library/Developer/CoreSimulator/Devices/<Device ID>/data/Containers/Data/Application/<application ID>/Library
Android	/data/app-lib/<application ID>	ApplicationInfo.nativeLibraryDir

関連項目

• サポート ターゲット プラットフォーム共通の標準 RTL ファイル関数