API:FMX.Objects.TPath.Data

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Delphi

property Data: TPathData read FData write SetPathData;

C++

__property Data;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
property published
FMX.Objects.pas
FMX.Objects.hpp
FMX.Objects TPath

説明

グラフィック図形の作成に使用される SVG データを指定します。

FMX.Objects.TPath.Data は FMX.Objects.TCustomPath.Data を継承しています。以下の内容はすべて FMX.Objects.TCustomPath.Data を参照しています。

グラフィック図形の作成に使用される SVG データを指定します。

Data プロパティでは、SVG 1.0 における path 要素の d 属性用に定義されている命令のコンマ区切りリストのみサポートしています。

SVG 1.0 では、d 属性には、movetolinecurvearcclosepath の各命令が記述されます。すべての命令は 1 文字で表されます(たとえば、movetoM と表されます)。

詳細については、『Scalable Vector Graphics (SVG) 1.0 Specification(スケーラブル ベクター グラフィックス(SVG)1.0 仕様)』を参照してください。

説明のために、実行時に SVG 命令を指定する次のコード断片について考えてみましょう。

Delphi の場合:
Path1.Data.Data := 'M 1,0, L 2,1, L 1,2, L 0,1, L 1,0';

C++Builder の場合:

Path1->Data->Data = "M 1,0, L 2,1, L 1,2, L 0,1, L 1,0";

上記の SVG 命令を使用するアプリケーションでは、次のようなひし形が表示されます。

Rhomb.png

関連項目