Bde.DBTables.TDatabase.TraceFlags

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Delphi

property TraceFlags: TTraceFlags read GetTraceFlags write SetTraceFlags;

C++

__property TTraceFlags TraceFlags = {read=GetTraceFlags, write=SetTraceFlags, nodefault};

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
property public
Bde.DBTables.pas
Bde.DBTables.hpp
Bde.DBTables TDatabase

説明

実行時に SQL モニタで追跡されるデータベース操作を示します。

TraceFlags プロパティは,アプリケーションの実行時に SQL モニタで追跡されるデータベース操作を示します。TraceFlags は SQL モニタに対してのみ内容を持ち,リモート SQL データベースサーバーにアクセスするときの処理効率の調整および SQL デバッグを可能にします。

メモ:  通常,トレースオプションはアプリケーションコードに TraceFlags を記述するよりも SQL モニタから設定します。

セッションコンポーネントの TraceFlags プロパティ値は,そのセッションに関連付けられたデータベースコンポーネントで使用する TraceFlags プロパティの初期設定です。

TTraceFlags 型は TraceFlags プロパティに可能な個々の値を定義します。以下に TraceFlags に指定できる値を示します。



意味

tfQPrepare

Prepare 文を監視する

tfQExecute

ExecSQL 文を監視する

tfError

サーバーのエラーメッセージを監視する。エラーメッセージにはエラーコードが含まれることがある

tfStmt

すべての SQL 文を監視する

tfConnect

データベースの接続および切断に関連した操作(接続ハンドルの割り当てや解放を含む)を監視する

tfTransact

StartTransactionCommitRollback などのトランザクション文を監視する

tfBlob

BLOB データ型に対する操作を監視する

tfMisc

ほかのフラグ操作で網羅されないすべての文を監視する

tfVendor

データベースサーバーの API 関数の直接呼び出しを監視する

tfDataIn

サーバーから受け取ったデータを監視する

tfDataOut

サーバーに送信したデータを監視する



TraceFlags は集合プロパティなので,アプリケーションは異なるフラグの組み合わせを指定して異なる文を監視することができます。たとえば,次の文を使用するとデータベース接続と SQL 文の準備を監視するように設定できます。



TraceFlags := [tfConnect, tfQPrepare];



TraceFlags  << tfConnect << tfQPrepare;



関連項目