Data.DB.TDateTimeField.DisplayFormat

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Delphi

property DisplayFormat: string read FDisplayFormat write SetDisplayFormat;

C++

__property System::UnicodeString DisplayFormat = {read=FDisplayFormat, write=SetDisplayFormat};

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
property published
Data.DB.pas
Data.DB.hpp
Data.DB TDateTimeField


説明

日時フィールドを表示するために、形式を制御します。

DisplayFormat を使用すると、日時フィールドの値が文字列として表示される際に、その値を整形するために使用する書式文字列を指定することができます。DisplayFormat に文字列が割り当てられていない場合、値は、Windows のコントロール パネルで指定されている、デフォルトの日時の形式に従って、整形されます。

メモ: DisplayFormat は、AsString プロパティの値には影響しません。

DisplayFormat 文字列は、以下の書式指定子を使用して構築します:

指定子 表示内容
c ShortDateFormat グローバル変数によって指定された形式を使用する日付で、そこに、LongTimeFormat グローバル変数で指定された形式の時刻が続きます。 時刻は、DateTime 値の小数部分が 0 の場合は表示されません。
d 日付、頭に 0 を付けない数字(1-31)で表される。
dd 日付、頭に 0 を付けた数字(01-31)で表される。
ddd ShortDayNames グローバル変数で指定された文字列を使った、省略形で表される曜日(Sun-Sat)。
dddd LongDayNames グローバル変数で指定された文字列を使った、完全名で表される曜日(Sunday-Saturday)。
ddddd ShortDateFormat グローバル変数で指定された形式を使用する日付。
dddddd LongDateFormat グローバル変数で指定された形式を使用する日付。
m 月、頭に 0 を付けない数字(1-12)で表される。 この m 指定子が、h や hh 指定子のすぐ後に続いている場合、月ではなく分が表示されます。
mm 月、頭に 0 を付けた数字(01-12)で表される。 この mm 指定子が、h や hh 指定子のすぐ後に続いている場合、月ではなく分が表示されます。
mmm ShortMonthNames グローバル変数で指定された文字列を使った、省略形で表される月名(Jan-Dec)。
mmmm LongMonthNames グローバル変数で指定された文字列を使った、完全名で表される月名(January-December)。
yy 年、2 桁で表される(00-99)。
yyyy 年、4 桁で表される(0000-9999)。
h 時間、頭に 0 を付けない(0-23)。
hh 時間、頭に 0 を付ける(00-23)。
n 分、頭に 0 を付けない(0-59)。
nn 分、頭に 0 を付ける(00-59)。
s 秒、頭に 0 を付けない(0-59)。
ss 秒、頭に 0 を付ける(00-59)。
t ShortTimeFormat グローバル変数で指定された形式を使用する時間。
tt LongTimeFormat グローバル変数で指定された形式を使用する時間。
am/pm 前にくる h または hh 指定子に 12 時間時計を使用する時間。午前の場合には「am」、午後の場合には「pm」が続きます。 am/pm 指定子には、小文字、大文字、またはその混合を使用でき、それに従って結果が表示されます。
a/p 前にくる h または hh 指定子に 12 時間時計を使用する時間。午前の場合には「a」、午後の場合には「p」が続きます。 a/p 指定子には、小文字、大文字、またはその混合を使用でき、それに従って結果が表示されます。
ampm 前にくる h または hh 指定子に 12 時間時計を使用する時間。午前の場合には TimeAMString グローバル変数の内容、午後の場合には TimePMString グローバル変数の内容が続きます。
/ DateSeparator グローバル変数で指定される、日付区切り文字。
:(コロン) TimeSeparator グローバル変数で指定される、時刻区切り文字。
'xx' または "xx" 一重引用符または二重引用符で囲まれた文字は、そのまま表示され、形式は変更されません。

書式指定子は、大文字、小文字のどちらで書いても、同じ結果となります。

Format パラメータで与えられる文字列が空の場合、日時の値は、書式指定子 c が与えられたものとして整形されます。

関連項目