Data.DB.TGraphicField.Create

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

constructor Create(AOwner: TComponent); override;

C++

__fastcall virtual TGraphicField(System::Classes::TComponent* AOwner);

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
constructor public
Data.DB.pas
Data.DB.hpp
Data.DB TGraphicField

説明

Create は,TGraphicField のインスタンスを作成します。

ほとんどのアプリケーションは,TGraphicField のインスタンスを明示的に作成する必要はありません。項目コンポーネントは,設計時に Fields エディタで定義された静的項目コンポーネントとして,またはデータセットによって作成される動的項目コンポーネントとして自動的に作成されます。

Create コンストラクタは DataType プロパティを ftGraphic に設定します。AOwner パラメータは,新しい項目のオーナーとなるコンポーネント(通常はデータセット)を指定します。オーナーは,コンポーネントの解放を処理します。

まれに,実行時に静的項目コンポーネントを作成する必要のある場合は,Create を呼び出すことにより TGraphicField のインスタンスを作成および初期化できます。TGraphicField をインスタンス化したら,FieldName プロパティを特定の項目の名前に設定することで,インスタンスをこの項目に関連付けます。一意の識別子を Name プロパティに指定することで TGraphicField に設定します。Index プロパティでは,序数を指定して,項目のコレクションの何番めに表示するかを決めます。DataSet プロパティをデータセットコンポーネントの名前に設定して TGraphicField をデータセットコンポーネントに関連付けます。

以下の例は,SQLDataSet1 という名前の TSQLDataSet オブジェクトを介してアクセスされる Pics という名前の項目の TGraphicField オブジェクトを作成します。



var
T: TGraphicField;
begin
SQLDataSet1.Close;
T := TGraphicField.Create(SQLDataSet1);
T.FieldName := 'Pics';
T.Name := SQLDataSet1.Name + T.FieldName;
T.Index := SQLDataSet1.FieldCount;
T.DataSet := SQLDataSet1;
SQLDataSet1.FieldDefs.UpDate;
SQLDataSet1.Open;
end;



TGraphicField *T;
SQLDataSet1->Close();
T = new TGraphicField(SQLDataSet1);
T->FieldName = "Pics";
T->Name = SQLDataSet1->Name + T->FieldName;
T->Index = SQLDataSet1->FieldCount;
T->DataSet = SQLDataSet1;
SQLDataSet1->FieldDefs->UpDate();
SQLDataSet1->Open();



関連項目