Data.Win.ADODB.TEventStatus

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Delphi

TEventStatus = (esOK, esErrorsOccured, esCantDeny, esCancel, esUnwantedEvent);

C++

enum DECLSPEC_DENUM TEventStatus : unsigned char { esOK, esErrorsOccured, esCantDeny, esCancel, esUnwantedEvent };

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
enum public
Data.Win.ADODB.pas
Data.Win.ADODB.hpp
Data.Win.ADODB Data.Win.ADODB

説明

TEventStatus 値は、処理が成功したか失敗したかを示します。

TEventStatus 値を読み出すと、イベントを発生させる処理のステータスが成功か失敗かを判別できます。TEventStatus 値は、TADOConnection と TCustomADODataSet の下位オブジェクトの各イベントのハンドラに渡されます。各 TEventStatus は直接的に、類似した名前を持つ ADO 値に相当します。

イベント ハンドラ ステータス パラメータには場合によって、イベントを発生させたインスタンスの結果を変更する値が割り当てられます。こうした事例については、個別の接続イベントとデータセッ ト コンポーネント イベントのヘルプ トピックを参照してください。

関連するイベント ハンドラの EventStatus パラメータは、そのイベントの ADO adStatus パラメータを公開します。そのパラメータは ADO 型の EventStatusEnum です。処理が問題なく実行された場合、戻される TEventStatus 値は esOK です。処理の実行に問題があった場合には、ほかの値の 1 つが返されます。たとえば、1 つまたは複数のエラー条件により処理が失敗すると、esErrorsOccured が返されます。

TEventStatus は、次の表に示す 5 つの定数から構成されます。



実行オプション 意味

esOK

処理が問題なく実行された。

esErrorsOccured

処理の実行でエラーが発生した。

esCantDeny

保留中の接続処理が取り消された(Connection イベントのみ)。

esCancel

保留中の接続がアクティブになる前に取り消された(Connection イベントのみ)。

esUnwantedEvent

ADO メソッドで設定し、それ以降のイベント通知を防ぐ。



関連項目