FireDAC.Stan.Option.TFDTxOptions.Isolation

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Delphi

property Isolation: TFDTxIsolation read FIsolation write SetIsolation  default xiReadCommitted;

C++

__property TFDTxIsolation Isolation = {read=FIsolation, write=SetIsolation, default=2};

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
property published
FireDAC.Stan.Option.pas
FireDAC.Stan.Option.hpp
FireDAC.Stan.Option TFDTxOptions


説明

FireDAC によって管理されるトランザクションの、トランザクション分離レベルを示します。

Isolation プロパティを使用すると、現在のセッションでの次のトランザクションのトランザクション分離レベルを指定することができます。排他レベルを変更しても、現在アクティブであるトランザクションには影響はありません。デフォルト値は xiReadCommitted です。 

Isolation プロパティ値は DBMS 非依存で、より近いネイティブ DBMS 排他レベルに変換されます。

レベル 

説明 

xiUnspecified

デフォルト DBMS 排他レベルを使用。 

xiDirtyRead

他の同時トランザクションによってデータベースに行われたコミット前の変更の読み込みを許可します。コミットされていない変更は、恒久的なものではなく、いつでもロールバックされる(元に戻される)可能性があります。 このレベルでは、トランザクションは、他のトランザクションの影響から最低限隔離されます。 

xiReadCommitted

他の同時トランザクションによってデータベースに行われたコミット済み(永続的な)変更の読み込みを可能にします。 これは Isolation プロパティのデフォルト値です。 

xiRepeatableRead

データベースのシングルの単発読み込みを許可します。トランザクションは、他の同時トランザクションによって行われた、その後の変更を見ることはできません。この分離レベルでは、トランザクションがいったんレコードを読み取ると、そのレコードのビューは変化しないことが保証されます(自分自身でレコードを編集しない限り)。 このレベルでは、トランザクションは、他のトランザクションで行われる変更から最も隔離されます。  

関連項目

サンプル