System.Threading.TTask.Run
Delphi
class function Run(Sender: TObject; Event: TNotifyEvent): ITask; overload; static; inline;
class function Run(Sender: TObject; Event: TNotifyEvent; APool: TThreadPool): ITask; overload; static; inline;
class function Run(const Func: TProc): ITask; overload; static; inline;
class function Run(const Func: TProc; APool: TThreadPool): ITask; overload; static; inline;
C++
static _di_ITask __fastcall Run(System::TObject* Sender, System::Classes::TNotifyEvent Event)/* overload */;
static _di_ITask __fastcall Run(System::TObject* Sender, System::Classes::TNotifyEvent Event, TThreadPool* APool)/* overload */;
static _di_ITask __fastcall Run(const System::Sysutils::_di_TProc Func)/* overload */;
static _di_ITask __fastcall Run(const System::Sysutils::_di_TProc Func, TThreadPool* APool)/* overload */;
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| function | public | System.Threading.pas System.Threading.hpp |
System.Threading | TTask |
説明
Run は、タスクの実行を開始し、ITask のインスタンスを返します。
Run の第 1 のオーバーロード メソッドは、次のパラメータで呼び出します。
| パラメータ | 意味 |
Sender
|
メソッドで使用するデータを含んだオブジェクト |
Event
|
開始されるワーカー イベント |
Run の第 2 のオーバーロード メソッドは、次のパラメータで呼び出します。
| パラメータ | 意味 |
Sender
|
メソッドで使用するデータを含んだオブジェクト |
Event
|
開始されるワーカー イベント |
APool
|
イベントを実行するためのスレッドが関連付けられるスレッド プール |
Run の第 3 のオーバーロード メソッドは、次のパラメータで呼び出します。
| パラメータ | 意味 |
Func
|
実行されるタスクを指す TProc 参照 |
Run の第 4 のオーバーロード メソッドは、次のパラメータで呼び出します。
| パラメータ | 意味 |
Func
|
実行されるタスクを指す TProc 参照 |
APool
|
タスクを実行するためのスレッドが関連付けられるスレッド プール |
TTask.Run に渡す関数は、利用可能な CPU およびスレッド処理リソースに応じて並列スレッドで実行するためのものです。Sender パラメータを持つオーバーロード メソッドは、実行時に Sender オブジェクトをパラメータとして対象の関数に渡します。TThreadPool パラメータを持つオーバーロード メソッドは、デフォルト プールではなく指定されたプールからスレッド処理リソースを取り出します。これが有用なのは、スレッド処理リソースの消費を制限しなければならない場合です。