Vcl.ComCtrls.TWorkArea.Rect
Delphi
property Rect: TRect read FRect write SetRect;
C++
__property System::Types::TRect Rect = {read=FRect, write=SetRect};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Vcl.ComCtrls.pas Vcl.ComCtrls.hpp |
Vcl.ComCtrls | TWorkArea |
説明
作業領域として使用するリストビューのクライアント領域部分を示します。
Rect プロパティを設定すると,作業領域の影響が及ぶリージョンを指定できます。Rect プロパティは,リストビューのクライアント領域部分の境界長方形です。Rect プロパティがリストビューのクライアント領域より大きいリージョンを指定すると,リストビューは Rect プロパティの指定する論理サイズをサポートするようにスクロールバーを導入します。
リスト項目は,Rect プロパティで境界を定めたリストビューのリージョンに収まると,作業領域に割り当てられます。あるリスト項目が複数の作業領域に保持されるリージョンに収まる場合,そのリスト項目は最小の Index プロパティを持つリスト項目に割り当てられます。
リストビューがそれ自体を描画して作業領域を表示する場合,Color プロパティで指定した色を使用して,Rect リスト項目で輪郭を定めたクライアント領域部分を描画します。