Vcl.Dialogs.TFileDialogOptions

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

type TFileDialogOptions = set of TFileDialogOption;

C++

typedef System::Set<TFileDialogOption, TFileDialogOption::fdoOverWritePrompt, TFileDialogOption::fdoForcePreviewPaneOn> TFileDialogOptions;

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
set
typedef
public
Vcl.Dialogs.pas
Vcl.Dialogs.hpp
Vcl.Dialogs Vcl.Dialogs

説明

TFileDialogOption および TFileDialogOptions は,TCustomFileDialog ファイルダイアログの動作を指定します。

次の表に,指定できる値を示します。



意味

fdoOverWritePrompt

ファイルを保存するときに,同じ名前の既存ファイルを上書きする前にプロンプトを表示します。 これは保存ダイアログのデフォルトです。

fdoStrictFileTypes

保存するファイルのファイル拡張子が選択したファイルの種類と一致している必要があります。

fdoNoChangeDir

未使用。

fdoPickFolders

ファイルではなくフォルダを選択します。

fdoForceFileSystem

ファイルシステム項目を返す必要があります。

fdoAllNonStorageItems

シェル名前空間内の任意の項目を選択できます。 このフラグを fdoForceFileSystem と組み合わせることはできません。

fdoNoValidate

選択したファイルをアプリケーションが開くことを禁止する状況(共有違反,アクセス拒否エラーなど)がないかどうかをチェックしません。

fdoAllowMultiSelect

開くダイアログで複数の項目を選択できます。

fdoPathMustExist

既存のフォルダ内の項目を返す必要があります。 これはデフォルトです。

fdoFileMustExist

存在する項目を返す必要があります。 これは,開くダイアログのデフォルト値です。

fdoCreatePrompt

保存ダイアログで返す項目が存在しない場合に作成を確認するメッセージを表示します。 項目の作成は行いません。

fdoShareAware

ファイルを開く際に共有違反があった場合は,アプリケーションをコールバックして通知します。 このフラグは fdoNoValidate によって無効になります。

fdoNoReadOnlyReturn

読み取り専用項目を返しません。

fdoNoTestFileCreate

保存ダイアログから返される項目の作成をテストしません。 これを設定しない場合は,呼び出し側のアプリケーションが作成テストで検出されたエラーを処理する必要があります。

fdoHideMRUPlaces

最近開いたまたは保存した項目の場所を非表示にします。

fdoHidePinnedPlaces

ユーザーが選択できるピン設定された場所を非表示にします。

fdoNoDereferenceLinks

ショートカットをショートカットのターゲット項目として処理しません。つまり,アプリケーションは .lnk ファイルを開くことができます。

fdoDontAddToRecent

開くまたは保存する項目を最近の場所のリストに追加しません。

fdoForceShowHidden

非表示の項目を表示します。

fdoDefaultNoMiniMode

保存ダイアログボックスを拡張モードで開きます。拡張モードでは,ユーザーがフォルダを参照できます。 保存ダイアログボックスの左下隅にあるボタンをクリックすると,拡張モードを設定したり解除することができます。

fdoForcePreviewPaneOn

プレビューペインを表示します。