Vcl.Graphics.TMetafileCanvas.Create
Delphi
constructor Create(AMetafile: TMetafile; ReferenceDevice: HDC);
C++
__fastcall TMetafileCanvas(TMetafile* AMetafile, HDC ReferenceDevice);
__fastcall TMetafileCanvas(TMetafile* AMetafile, HDC ReferenceDevice, const System::UnicodeString CreatedBy, const System::UnicodeString Description);
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| constructor | public | Vcl.Graphics.pas Vcl.Graphics.hpp |
Vcl.Graphics | TMetafileCanvas |
説明
Create は，TMetafileCanvas のインスタンスを作成し，メタファイルデバイスコンテキストへのハンドルを取得します。
Create メソッドを呼び出すと，TMetafileCanvas をインスタンス化できます。関連付けられているメタファイル（イメージが描画されるもの）で AMetafile パラメータとして渡します。メタファイルのデバイスコンテキストが基づくデバイスコンテキストへのハンドルは ReferenceDevice パラメータで渡します。ReferenceDevice パラメータとして，メタファイルのデバイスコンテキストのベースとなるデバイスコンテキストのハンドルを渡します。ほとんどの場合，これはイメージが普通に描画されるウィンドウのデバイスコンテキストです。
Create は，MMHeight プロパティおよび MMWidth プロパティがまだ設定されていない場合に，ReferenceDevice から TMetafile オブジェクトのサイズを設定します。それから，Create メソッドはメタファイルデバイスコンテキストを作成し，Handle プロパティをそのハンドルに設定します。以降の描画メソッドはすべてこのメタファイルデバイスコンテキストに描画することになります。
TMetafileCanvas が破棄されると，CreatedBy 文字列および Description 文字列が TMetafile オブジェクトの同じ名前のプロパティに設定されます。