Vcl.Menus.TPopupMenu.OwnerDraw
Delphi
property OwnerDraw: Boolean read FOwnerDraw write SetOwnerDraw default 0;
C++
__property OwnerDraw = {default=0};
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| property | published | Vcl.Menus.pas Vcl.Menus.hpp |
Vcl.Menus | TPopupMenu |
説明
メニュー項目がアプリケーションによって描画されるかどうかを指定します。
Vcl.Menus.TPopupMenu.OwnerDraw は Vcl.Menus.TMenu.OwnerDraw を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.Menus.TMenu.OwnerDraw を参照しています。
メニュー項目がアプリケーションによって描画されるかどうかを指定します。
アプリケーションが OnDrawItem イベントハンドラでメニュー項目を描画するように指定するには，OwnerDraw プロパティを true に設定します。OwnerDraw が true のとき，メニュー項目が画面上に描画される必要があるときにそれらのメニュー項目は OnMeasureItem イベントと OnDrawItem イベントを受け取ります。
デフォルトの描画処理を受け入れるには，OwnerDraw プロパティを false に設定します。OwnerDraw が false の場合，メニュー項目はキャプションと（Images プロパティと ImageIndex プロパティが設定されている場合）その左に省略可能な画像を表示します。
オーナー描画メニューは，メニュー項目を選択したときに表示される値の表示に便利です。たとえば，ユーザーが色を選択するメニューで，オーナー描画メニューは，色の名前ではなく，指定した色で描画される四角形を表示できます。