Vcl.OleCtnrs.TCreateInfo
Delphi
TCreateInfo = record
CreateType: TCreateType;
ShowAsIcon: Boolean;
IconMetaPict: HGlobal;
ClassID: TCLSID;
FileName: WideString;
DataObject: IDataObject;
end;
C++
struct DECLSPEC_DRECORD TCreateInfo
{
public:
TCreateType CreateType;
bool ShowAsIcon;
NativeUInt IconMetaPict;
GUID ClassID;
System::WideString FileName;
_di_IDataObject DataObject;
};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
record struct |
public | Vcl.OleCtnrs.pas Vcl.OleCtnrs.hpp |
Vcl.OleCtnrs | Vcl.OleCtnrs |
説明
TCreateInfo は,TOleContainer の CreateObjectFromInfo メソッドで使用されます。
TCreateInfo は,TOleContainer の CreateObjectFromInfo メソッドが OLE オブジェクトをインスタンス化する方法を表します。TCreateInfoの項目については次の表で説明します。
フィールド | 意味 |
---|---|
CreateType |
オブジェクトの読み取り元を指定します。詳細については TCreateType を参照してください。 |
ShowAsIcon |
そのオブジェクトがアイコンとして示されるか(true),サーバーアプリケーションのように表示されるかを示します。 |
IconMetaPict |
OLE オブジェクトのデフォルトアイコンのかわりに表示するメタファイル画像(TMetaFilePict)へのグローバルメモリハンドルを指定します。IconMetaPict はオプションであり,0 に設定すると,オブジェクトのデフォルトのアイコンが使用されます(ShowAsIcon が true の場合)。 |
ClassID |
作成する OLE オブジェクトのクラス識別子です。ClassID が使用されるのは,CreateType が ctNewObject の場合だけです。ProgIDToClassID 関数を使用して,OLE オブジェクトのクラス名のクラス識別子(またはプログラマティック識別子)を取得できます。 |
FileName |
OLE オブジェクトとしてリンクまたは埋め込まれるファイルの名前です。FileName が使用されるのは,CreateType が ctFromFile または ctLinkToFile の場合だけです。 |
DataObject |
OLE データ転送オブジェクトです。DataObject が使用されるのは,CreateType が ctFromData または ctLinkFromData の場合だけです。 |