Vcl.StdCtrls.TLabel.EllipsisPosition

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Delphi

property EllipsisPosition: TEllipsisPosition read FEllipsisPosition write SetEllipsisPosition default 0;

C++

__property EllipsisPosition = {default=0};

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
property published
Vcl.StdCtrls.pas
Vcl.StdCtrls.hpp
Vcl.StdCtrls TLabel

説明

割り当てした矩形領域に収まらないテキストに省略記号を配置する方法を指定します。

Vcl.StdCtrls.TLabel.EllipsisPosition は Vcl.StdCtrls.TCustomLabel.EllipsisPosition を継承しています。以下の内容はすべて Vcl.StdCtrls.TCustomLabel.EllipsisPosition を参照しています。

割り当てした矩形領域に収まらないテキストに省略記号を配置する方法を指定します。

割り当てした矩形領域に収まらないテキストに省略記号を配置する方法を決定するには、EllipsisPosition を設定します。これは TEllipsisPosition 定数というもので、Windows の DrawText 関数および DrawTextEx 関数が受け取る dwDTFormat パラメータの省略記号の配置を指定する定数に対応している値です。

次の表に、TEllipsisPosition の値を示します。



意味

epNone

省略記号は挿入されない。

epPathEllipsis

テキストの中央部分を省略記号に置き換えて、残りのテキストが指定された矩形領域に収まるようにする。テキストがバックスラッシュを含む場合、テキストをパスとして扱い、最後のバックスラッシュの後ろのテキストを可能な限り保持する。dwDTFormat パラメータの DT_PATH_ELLIPSIS の値に対応する。

epEndEllipsis

テキストの後ろの部分を省略記号に置き換えて、残りのテキストが指定された矩形領域に収まるようにする。矩形領域に収まらない文字は、省略記号を追加しないで切り捨てられる。dwDTFormat パラメータの DT_END_ELLIPSIS の値に対応する。

epWordEllipsis

矩形領域に収まらない文字を切り捨て、省略記号を追加する。dwDTFormat パラメータの DT_WORD_ELLIPSIS の値に対応する。



関連項目