API:System.Variants.TInvokeableVariantType.DispInvoke
Delphi
procedure DispInvoke(Dest: PVarData; [Ref] const Source: TVarData; CallDesc: PCallDesc; Params: Pointer); override;
C++
virtual void __fastcall DispInvoke(PVarData Dest, const TVarData &Source, System::PCallDesc CallDesc, void * Params);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
procedure function |
protected | System.Variants.pas System.Variants.hpp |
System.Variants | TInvokeableVariantType |
説明
バリアントがこのような演算をサポートする場合にメソッドを呼び出します。
System.Variants.TInvokeableVariantType.DispInvoke は System.Variants.TCustomVariantType.DispInvoke を継承しています。以下の内容はすべて System.Variants.TCustomVariantType.DispInvoke を参照しています。
バリアントがこのような演算をサポートする場合にメソッドを呼び出します。
アプリケーションがカスタム Variant 型の Variant を使ってメソッドの呼び出し,プロパティの設定,プロパティの読み出しを行おうとすると,システムは DispInvoke メソッドの呼び出しを自動的に生成します。TCustomVariantType は,不正なディスパッチを示すシステムエラーを生成して応答します。
カスタムバリアント型を作成し,アプリケーションでメソッドの呼び出しまたはプロパティの使用を可能にするには,TCustomVariantType のかわりに TInvokeableVariantType を基本クラスとして使用します。TInvokeableVariantType は,メソッド呼び出しおよびプロパティ実装用のメソッドを導入し,DispInvoke メソッドをオーバーライドして適切なメソッドの呼び出しをディスパッチします。
Dest は,関数呼び出しの戻り値を受け取る TVarData レコードです。
Source は,プロパティまたはメソッドが呼び出されたカスタム Variant 型のデータを保持する TVarData レコードです。
CallDesc は,呼び出されたメソッドを型および引数の数とともに示します。
Params は,メソッド呼び出しで渡されたパラメータ値の配列を示します。