Bde.DBTables.TBatchMove.ProblemCount
Delphi
property ProblemCount: Longint read FProblemCount;
C++
__property int ProblemCount = {read=FProblemCount, nodefault};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Bde.DBTables.pas Bde.DBTables.hpp |
Bde.DBTables | TBatchMove |
説明
項目型の不一致によって Destination に追加する際にデータを失ったレコードの数を示します。
ProblemCount プロパティを読み出すと,デスティネーションフィールドにマップするときに「切り詰め」が必要だったフィールド値を持つ Source のレコード数を取得できます。ProblemTableName を指定すると,ProblemCount はそのテーブルのレコード数となります。
項目を切り詰めるということは,項目の値をデスティネーションフィールドの型と互換性がある値に変換することを内容します。たとえば,デスティネーションテーブルの項目が 10 文字で,ソーステーブルの対応する項目が 15 文字の場合,ソーステーブルの最後の 5 文字が切り捨てられます。値が変換できないと,TBatchMove は例外を生成します。
Mode プロパティが batCopy に設定されている場合,切り詰めは発生しません。削除処理を行う場合,項目の切り詰めが発生すると,ソーステーブルのレコードとは厳密に一致しないデスティネーションテーブルのレコードが削除される可能性があります。
メモ: AbortOnProblem が true の場合,問題が発生すると処理が終了するため,ProblemCount は最大で 1 となります。