Bde.DBTables.TSession.PrivateDir
Delphi
property PrivateDir: String read GetPrivateDir write SetPrivateDir;
C++
__property System::UnicodeString PrivateDir = {read=GetPrivateDir, write=SetPrivateDir};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Bde.DBTables.pas Bde.DBTables.hpp |
Bde.DBTables | TSession |
説明
セッションに関連付けられているデータベース コンポーネントのボーランド データベース エンジン(BDE)で生成された一時テーブル処理ファイルを格納するディレクトリを示します。
PrivateDir プロパティを使用すると、すべてのデータベース接続の一時テーブル処理ファイル(ローカル SQL 文を処理するために BDE で生成されるファイルなど)を格納するディレクトリを設定できます。通常、この値は実行時にのみ設定され、一時ファイルの格納にユーザーのローカル ハード ディスクが使用されるようになります。これらのファイルをローカル ストレージに保存すると、パフォーマンスが向上します。PrivateDir の値を指定しない場合、BDE では、BDE が初期化されたときの現在のディレクトリに一時ファイルを自動的に格納します。
メモ: ネットワーク ファイル サーバーから直接実行するアプリケーションの場合は、PrivateDir をユーザーのローカル ドライブに設定して、パフォーマンスを向上させると共に、一時ファイルがサーバー上に作成されないようにしなければなりません(そうしないと、アプリケーションの他のインスタンスで作成された一時ファイルと競合するおそれがあります)。