Data.DB.TDataSet.Fields
Delphi
property Fields: TFields read FFields;
C++
__property TFields* Fields = {read=FFields};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Data.DB.pas Data.DB.hpp |
Data.DB | TDataSet |
説明
データセットのすべての非集計項目コンポーネントをリストします。
Fields プロパティは,項目コンポーネントにアクセスできるようにします。項目が実行時に動的に生成されたのであれば,Fields 内での項目コンポーネントの順序は,データセットの基底のテーブル内の列の順序と同じです。データセットが静的項目を使用している場合は,項目コンポーネントの順序は設計時に項目エディタで項目を指定した順序と同じです。
ObjectView が true ならば,項目は階層的に格納されます。つまり,オブジェクト項目の子項目は,すべてそのオブジェクト項目から参照され,TFields. ::Fields 配列のそのオブジェクト項目の後にシーケンシャルに表示されることはありません。ObjectView が false ならば,項目はシーケンシャル(フラット)に格納されます。つまり,オブジェクト項目の子項目は,すべて TFields. ::Fields 配列のそのオブジェクト項目の後にシーケンシャルに表示されることはありません。
Fields プロパティを使った項目へのアクセスは,次のような場合に便利です。
データセット内の一部またはすべての項目に対して処理を繰り返す
実行時に,そのテーブルの内部データ構造がわからない
アプリケーションで個々の項目のデータ型がわかっている場合は,Fields プロパティを使って個々の項目値を読み書きすることができます。たとえば,次の文では項目値を編集ボックスの Text プロパティに割り当てます。
Edit1.Text := CustTable.Fields.Fields[6].AsString;
Edit1->Text = CustTable->Fields->Fields[0]->AsString;
メモ: 項目値の取り出しおよび割り当てには,静的項目または FieldByName メソッドを使用するのが適切な方法です。
メモ: AggFields プロパティは,すべてのデータセットの集計項目のコレクションです。したがって,AggFields と Fields は,データセットの項目の相互に排他的なコレクションです。この 2 つのプロパティにすべてのデータセットの項目が含まれます。