Datasnap.Provider.MetaDataOption
Delphi
MetaDataOption: Integer = 1 shl ord(grMetaData);
C++
extern DELPHI_PACKAGE int MetaDataOption;
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
const variable |
public | Datasnap.Provider.pas Datasnap.Provider.hpp |
Datasnap.Provider | Datasnap.Provider |
説明
対象のデータベースからメタデータを取り出すときに使用できるオプションを指定します。
各データベースには,データベースからデータを取り出すためのオプションおよびデータベースに関するオプションがあります。独自のプロバイダを構築する際は,ISQLMetaData インターフェースの実装時にこれらのオプションを使用すると便利です。次の表に,使用可能なメタデータオプションを示します。
要素 | 説明 |
---|---|
CatalogName |
システムテーブル名を指定します。 |
DatabaseName |
データベース名を指定します。 |
DatabaseVersion |
データベースのバージョン番号を指定します。 |
MaxColumnInSelect |
SELECT ステートメントに指定できる列数を制限します。列のカウントは 1 番めの列から開始します。制限値を超える列は返されません。 |
MaxColumnsInTable |
テーブルから返すことができる列数を制限します。列のカウントは 1 番めの列から開始します。制限値を超える列は返されません。 |
MaxObjectNameLength |
返されたデータベースオブジェクト名の文字数を制限します。この制限値を超える名前は,制限値で切り捨てられます。データベースオブジェクト名が類似している場合は,制限値で切り捨てられると,名前が重複したり,意味のない名前になります。 |
MaxRowSize |
返された行のサイズを制限します。選択予定の行内に BLOB が存在する可能性があり,問い合わせの処理効率を確保する場合には,これが便利です。 |
MaxSQLLength |
SQL 文の文字数を制限します。 |
ObjectQuoteChar |
スペースなどの特殊文字を含むオブジェクト名を区切るときに使用する,引用符文字列を指定します。 |
PackageName |
パッケージの名前を指定します。 |
ProcSupportsCursor |
ストアドプロシージャでカーソルの使用をサポートするかどうかを指定します。カーソルをサポートする場合は true に,そうでない場合は false に設定します。 |
ProcSupportsCursors |
ストアドプロシージャで複数のカーソルの使用をサポートするかどうかを指定します。複数のカーソルをサポートする場合は true に,そうでない場合は false に設定します。 |
SQLEscapeChar |
SQL 文内で,エスケープシーケンスを区切るために使用する文字を指定します。 |
SchemaName |
DatabaseName と異なる場合に,データベーススキーマ名を指定します。 |
SupportsTransaction |
トランザクションベースの SQL 文内で,データベースに名前を付けることができるかどうかを指定します。トランザクションをサポートする場合は true に,そうでない場合は false に設定します。 |
SupportsTransactions |
複数のトランザクションベースの SQL 文内で,データベースに名前を付けることができるかどうかを指定します。複数のトランザクションをサポートする場合は true に,そうでない場合は false に設定します。 |
TransactionIsoLevel |
トランザクションの排他レベルを指定します。BDP.NET でサポートしている排他レベルは,ReadCommitted,RepeatableRead,DirtyRead および Custom です。 |