Datasnap.Win.MtsRdm.TMtsDataModule.AutoComplete
Delphi
property AutoComplete: Boolean read FAutoComplete write FAutoComplete default True;
C++
__property bool AutoComplete = {read=FAutoComplete, write=FAutoComplete, default=1};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Datasnap.Win.MtsRdm.pas Datasnap.Win.MtsRdm.hpp |
Datasnap.Win.MtsRdm | TMtsDataModule |
説明
IAppServer メソッドがトランザクショナルかどうかを識別します。
AutoComplete プロパティは,IAppServer インターフェースを使って行う呼び出しによって,SetComplete または SetAbort が呼び出されるようにするかどうかを制御します。SetComplete または SetAbort を呼び出すと,MTS データモジュールは,呼び出しの終了時に保存する必要のあるステート情報がないことを示します。これによって,あらゆる MTS トランザクションを完了(またはロールバック)したり,COM+ または MTS プロキシで MTS データモジュールを非アクティブにすることができるようになります。
AutoComplete プロパティが true の場合,すべての IAppServer メソッドは,完了時に SetComplete を呼び出します。ただし,以下の 2 つの例外があります。
例外が生成された場合か,エラー数が指定された最大数を超過した場合に,AS_ApplyUpdates は SetAbort を呼び出します。
AS_DataRequest は,SetComplete も SetAbort も呼び出しません。OnDataRequest イベントハンドラに適切な呼び出しを追加する必要があります。
IAppServer の呼び出しが終了した後で MTS データモジュールがステート情報(データセット内の現在のレコードなど)を保持する必要がある場合は,AutoComplete プロパティを false に設定します。AutoComplete プロパティが false の場合には,MTS データセットモジュールを正常に非アクティブにできるときに SetComplete または SetAbort を呼び出す独自のインターフェースメソッドを追加しなければなりません。