FireDAC.Comp.Client.TFDCustomCommand.Prepared
Delphi
property Prepared: Boolean read GetPrepared write SetPrepared stored IsPS default False;
C++
__property bool Prepared = {read=GetPrepared, write=SetPrepared, stored=IsPS, default=0};
プロパティ
| 種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
|---|---|---|---|---|
| property | public | FireDAC.Comp.Client.pas FireDAC.Comp.Client.hpp |
FireDAC.Comp.Client | TFDCustomCommand |
説明
実行するコマンドの状態を取得/設定します。
Prepared を True に設定すると、実行できるよう SQL コマンドが準備されます。その後、State は csPrepared になります。Prepared を True に設定すると、Prepare メソッドが呼び出されます。標準の SQL コマンドの場合、実行前に Prepared を True に設定する必要はありません。最初に Execute/Open を呼び出すと自動的にコマンドの準備が行われるためです。この設定が必要なのは、ストアド プロシージャで Params コレクションの内容を自動的に設定する必要がある場合です。コマンドの準備が済むと、SQLText によって、DBMS に送信される SQL コマンド テキストが返されます。
SQL コマンドの準備をするには、DBMS 接続がアクティブになっている必要があります。アクティブでなければ例外が発生します。
SQL コマンドを準備した後、アプリケーションでコマンド パラメータのデータ型およびサイズを変更することはできません。変更してしまうと、次に Execute または Open を呼び出したときに例外が発生します。そのため、Prepared を True に設定する前にパラメータをセットアップしてください。
Prepared を False に設定すると、SQL コマンドが準備解除され、そのリソースがすべて解放されます。その後、State は csInactive になります。Prepared を False に設定すると、Unprepare メソッドが呼び出されます。