FireDAC.Comp.DataSet.TFDAutoIncField.IdentityInsert

• 親: TFDAutoIncField

Delphi

property IdentityInsert: Boolean read GetIdentityInsert  write SetIdentityInsert default False;

C++

__property bool IdentityInsert = {read=GetIdentityInsert, write=SetIdentityInsert, default=0};

プロパティ

種類	可視性	ソース	ユニット	親
property	published	FireDAC.Comp.DataSet.pas FireDAC.Comp.DataSet.hpp	FireDAC.Comp.DataSet	TFDAutoIncField

説明

自動インクリメント列に明示的に値を代入できるようにします。

IdentityInsert プロパティを True に設定すると、自動インクリメント列に明示的に値を代入することができます。デフォルトは False です。これはまず、データ インポート バッチ操作で有益です。

メモ： すべての DBMS が ID 列への値の代入をサポートしているわけではありません。

DBMS がシーケンスやジェネレータをサポートしていて、クライアント側のアプリケーションでシーケンスを基にフィールド値を設定するには、IdentityInsert を True に設定しておく必要があります。

例

 TFDAutoIncField(FDQuery1.Fields[0]).IdentityInsert := True;
 FDQuery1.Append;
 FDQuery1.Fields[0].Value := 123;
 FDQuery1.Post;

関連項目

• 自動インクリメント フィールド