Soap.XSBuiltIns.TXSDuration

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Soap.InvokeRegistry.TRemotableXSSoap.InvokeRegistry.TRemotableSystem.TObjectTXSDuration

Delphi

TXSDuration = class(TRemotableXS)

C++

class PASCALIMPLEMENTATION TXSDuration : public Soap::Invokeregistry::TRemotableXS

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
class public
Soap.XSBuiltIns.pas
Soap.XSBuiltIns.hpp
Soap.XSBuiltIns Soap.XSBuiltIns

説明

TXSDuration は,XML スキーマの持続期間型を実装して,呼び出し可能なインターフェースで使用できるようにします。

TXSDuration は,W3C が XML スキーマ用に定義している簡単なスカラー型の持続期間に対するラッパーとして動作します。つまり,TXSDuration は 2 つの時刻の間隔を表します。この型は Delpi または C++ の型と直接には対応しないので,起動可能なインターフェースで使用するときには特別なマーシャリングを実行する必要があります。TXSDuration は,TRemotable オブジェクトの下位オブジェクトなので,こうしたマーシャリングを可能にします。

TXSDuration の値を TDateTime の値に変換するには,AsDateTime プロパティを使用します。

サーバーアプリケーションでは,呼び出し可能なインターフェースへの入力パラメータである,TXSDuration の各インスタンスは,メソッド呼び出しのマーシャリングが解除されたときに自動的に作成され,なんらかの出力パラメータまたは戻り値がマーシャリングされた後で,そうしたパラメータや戻り値をクライアントへ送信できるように自動的に解放されます。呼び出し可能なインターフェースを使ってリモートに呼び出されたメソッドで TXSDuration のインスタンスが作成される場合,そのインスタンスは,TRemotable の下位オブジェクトの値がクライアントアプリケーションへの返信のためにマーシャリングされた後で自動的に解放されます。

起動可能インターフェース(クライアント)の呼び出し側が,入力パラメータとして渡す TXSDuration のインスタンスの作成を担当し,作成した TXSDuration のインスタンスや,出力パラメータまたはメソッド結果として返された TXSDuration インスタンスの解放も担当します。

関連項目