System.Win.ScktComp.SetErrorProc
Delphi
function SetErrorProc(ErrorProc: TSocketErrorProc): TSocketErrorProc;
C++
extern DELPHI_PACKAGE TSocketErrorProc __fastcall SetErrorProc(TSocketErrorProc ErrorProc);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | System.Win.ScktComp.pas System.Win.ScktComp.hpp |
System.Win.ScktComp | System.Win.ScktComp |
説明
ソケット接続から受け取ったエラーメッセージの例外ハンドラを置換します。
SetErrorProc を呼び出すと,ソケット API 呼び出しからのエラーメッセージの例外ハンドラを代入できます。デフォルトでは,ソケット接続は特別なエラーハンドラを持たないので,エラーメッセージを受け取ると ESocketError 例外を生成するだけです。SetErrorProc 関数を使って例外ハンドラが代入されると,ソケット接続はこの例外を生成しません。
ErrorProc パラメータは例外ハンドラを指定します。これはソケットのエラーコードとして渡されます。この例外ハンドラの内部では,アプリケーションはエラーを補正するか,または例外を生成することができます。ErrorProc パラメータに値 nil (Delphi) または NULL (C++) を渡すと,ソケットコンポーネントが ESocketError 例外を生成するという,デフォルトの動作を復元できます。
SetErrorProc は現在の例外ハンドラを返します。初めて SetErrorProc が呼び出されたときは,この値は nil (Delphi) または NULL (C++) であり,それ以後は,前回の SetErrorProc の呼び出しの ErrorProc パラメータの値になります。