System.Win.ScktComp.TCustomSocket.OnLookup

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Delphi

property OnLookup: TSocketNotifyEvent read FOnLookup write FOnLookup;

C++

__property TSocketNotifyEvent OnLookup = {read=FOnLookup, write=FOnLookup};

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
event protected
System.Win.ScktComp.pas
System.Win.ScktComp.hpp
System.Win.ScktComp TCustomSocket

説明

クライアントソケットが接続相手のサーバーソケットを調べようとしたときに発生します。

クライアントソケットに OnLookup イベントハンドラを記述すると,サーバーソケットを見つけようとする直前に特定の処理が実行されるようにすることができます。 特定のポート番号の指定など,ソケットのクライアントプロパティに影響を及ぼす Windows API 呼び出しは,この時点で初めて行えるようになります。Windows API 呼び出しでは,Socket パラメータの SocketHandle プロパティを使用します。

クライアントソケットが接続をオープンするとき,次のイベントが発生します。

1 サーバーソケットを見つけようとする前に OnLookup イベントが発生する

2 Windows ソケットがセットアップされ,イベント通知のために初期化される

3 サーバーソケットが見つけられた後に OnConnecting イベントが発生する

4 接続リクエストがサーバーによって受け入れられ,クライアントソケットによって完了される

5 接続が確立されたら OnConnect イベントが発生する

メモ:  OnLookup イベントハンドラでソケットコンポーネントの AddressHostPort,または Service プロパティを変更しても,サーバーソケットを見つけるために使用するアドレスまたはポートに影響は及びません。これらのプロパティは Open メソッドを呼び出す前に訂正しておく必要があります。

関連項目