Vcl.Direct2D.TDirect2DFont.Pitch
Delphi
property Pitch: TFontPitch read FPitch write FPitch default fpDefault;
C++
__property System::Uitypes::TFontPitch Pitch = {read=FPitch, write=FPitch, default=0};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | published | Vcl.Direct2D.pas Vcl.Direct2D.hpp |
Vcl.Direct2D | TDirect2DFont |
説明
フォントに含まれる文字の幅がどれも同じであるかどうかを示します。
書体ごとにピッチが決まっています。固定ピッチ フォントの文字はどれも同じ幅です。可変ピッチ フォントの文字の幅はさまざまです。固定ピッチ フォントでは、インデントを正しく揃えて表示できるため、通常はソース コードを表示するのに使われます。可変ピッチ フォントは、通常、テキストをより自然に表示するために使われます。Pitch の取り得る値を以下に示します。
値 | 意味 |
---|---|
fpDefault |
フォント ピッチはデフォルト値に設定されます。このデフォルト値は Name プロパティで指定されたフォントによって異なります。 |
fpFixed |
フォント ピッチは固定に設定されます。フォントに含まれる文字の幅はどれも同じになります。 |
fpVariable |
フォント ピッチは可変に設定されます。フォントに含まれる文字の幅はさまざまです。 |
固定ピッチ フォントの Pitch を fpVariable に設定したり、可変ピッチ フォントの Pitch を fpFixed に設定すると、ウィンドウ システムは、指定されたすべてのフォント特性に最も適したものを適用します。その結果、フォントの外観が変わらない場合もあれば、ウィンドウ システムが適切なピッチの別のフォントを代わりに使用する場合もあります。たとえば、Serif(可変ピッチ フォント)のピッチを fpFixed に設定すると、Courier が表示されます。