Vcl.FileCtrl.TSelectDirExtOpt

Delphi

TSelectDirExtOpt = (sdNewFolder, sdShowEdit, sdShowShares, sdNewUI, sdShowFiles,
sdValidateDir);

C++

enum DECLSPEC_DENUM TSelectDirExtOpt : unsigned char { sdNewFolder, sdShowEdit, sdShowShares, sdNewUI, sdShowFiles, sdValidateDir };

種類	可視性	ソース	ユニット	親
enum	public	Vcl.FileCtrl.pas Vcl.FileCtrl.hpp	Vcl.FileCtrl	Vcl.FileCtrl

説明

TSelectDirExtOpt では、SelectDirectory の呼び出しで表示される［ディレクトリの選択］ダイアログボックスをカスタマイズするのに使用可能なオプションを指定します。

SelectDirectory 関数の Options パラメータでオプションを有効にするには、TSelectDirExtOpt 型の定数を使用します。Options パラメータでは、作成する［ディレクトリの選択］ダイアログボックスの種類を指定します。

TSelectDirExtOpt 型の定数に指定できる値は以下のとおりです。

オプション	意味
`sdNewFolder`	`sdNewUI` オプションが有効な場合、［新しいフォルダーの作成］ボタンを表示します。
`sdShowEdit`	現在選択中のフォルダ/ファイルが記載されている編集ボックスを表示します。これを使用して、選択するフォルダ/ファイルの名前を入力することもできます。
`sdShowShares`	［ディレクトリの選択］ダイアログボックス内にリモートシステム上の共有リソースも表示します。これにより、`sdNewUI` オプションが自動的に有効になります。
`sdNewUI`	このオプションを使用すると、サイズ変更可能で［新しいフォルダーの作成］ボタンの付いた新しい種類のダイアログボックスを表示できます。このダイアログボックスでは、フォルダまたはファイルに対して、ドラッグアンドドロップおよびコンテキストメニューも使用できます。
`sdShowFiles`	［ディレクトリの選択］ダイアログボックスにファイルも表示します。
`sdValidateDir`	`sdShowEdit` オプションが有効な場合、編集ボックスに挿入されたフォルダ/ファイルの名前を検証します。この検証により、TBrowseForFolderCallbackEvent 型のイベントがトリガされます。