Vcl.StdCtrls.TListBoxStyle

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Delphi

TListBoxStyle = (lbStandard, lbOwnerDrawFixed, lbOwnerDrawVariable,
lbVirtual, lbVirtualOwnerDraw);

C++

enum DECLSPEC_DENUM TListBoxStyle : unsigned char { lbStandard, lbOwnerDrawFixed, lbOwnerDrawVariable, lbVirtual, lbVirtualOwnerDraw };

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
enum public
Vcl.StdCtrls.pas
Vcl.StdCtrls.hpp
Vcl.StdCtrls Vcl.StdCtrls

説明

TListBoxStyle は,リストボックスコントロールがデータを取得して描画する方法を指定します。

以下に TListBoxStyle 型の値を示します。



意味

lbStandard

すべての項目を同じ高さの文字列にする。

lbOwnerDrawFixed

リストボックスはオーナー描画だが,リストボックス内の項目を ItemHeight プロパティで指定した高さにする。1 つの項目が lbOwnerDrawFixed リストボックスに表示されるたびに,OnDrawItem イベントが発生する。OnDrawItem 用のイベントハンドラは指定された項目を描画する。ItemHeight プロパティはそれぞれの項目の高さを決める。

lbOwnerDrawVariable

リストボックスはオーナー描画だが,リストボックス内の項目を可変の高さにできる。1 つの項目が lbOwnerDrawVariable リストボックスに表示されるたびに,2 つのイベントが発生する。最初に,OnMeasureItem イベントが発生する。OnMeasureItem ハンドラ用のコードは個々の項目の高さを設定できる。その後,OnDrawItem イベントが発生する。OnDrawItem ハンドラ用のコードは個々の項目を OnMeasureItem ハンドラで指定されたサイズでリストボックス内に描画する。

lbVirtual

リストボックスは仮想だが,すべての項目を同じ高さの文字列にする。Count プロパティを設定して,リストボックス内の項目数を示す必要がある。OnData イベントハンドラで,リストボックスの項目を指定する必要がある。関連付けられたオブジェクトが項目にある場合,OnDataObject イベントハンドラでそのオブジェクトを指定する。さらに,OnDataFind イベントハンドラを指定して,リストボックスの文字列からインデックスにマッピングする必要がある。

lbVirtualOwnerDraw

リストボックスを仮想でオーナー描画にする。すべての項目を同じ高さにする。lbOwnerDrawFixed の場合,項目の高さは ItemHeight プロパティで指定し,OnDrawItem イベントハンドラで項目を描画する。lbVirtual の場合,Count プロパティを設定し,OnData および OnDataFind イベントハンドラを指定して項目をインデックスにマッピングする。項目がオブジェクトに関連付けられている場合,OnDataObject イベントハンドラも指定する必要がある。