Web.HTTPProd.TCustomPageProducer.HTMLFile
Delphi
property HTMLFile: TFileName read FHTMLFile write SetHTMLFile;
C++
__property System::Sysutils::TFileName HTMLFile = {read=FHTMLFile, write=SetHTMLFile};
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
property | public | Web.HTTPProd.pas Web.HTTPProd.hpp |
Web.HTTPProd | TCustomPageProducer |
説明
Content メソッドで返す値を生成するために使用する HTML テンプレートがあるファイルの名前を指定します。
HTMLFile には,HTML テンプレートを含むファイルの名前を設定します。HTML テンプレートは HTML コマンドや HTML 透過タグのシーケンスです。HTML 透過タグは以下の形式で表されます。
<#TagName Param1=Value1 Param2=Value2 ...>
左不等号かっこ(<)の直後にはスペースなしでシャープ(#)が続きます。ページプロデューサは,このシャープ記号によって文字列が HTML 透過タグであることを認識します。シャープ記号の直後にはスペースを空けずにタグ名を指定します。ページプロデューサはタグ名に基づいて HTML 透過タグ全体を純粋な HTML コマンドに変換します。HTML 透過タグでは,タグ名の次に任意でパラメータを記述して,実行する変換の詳細を指定できます。各パラメータは ParamName=Value の形式をとり,パラメータ名,等号(=),および値の間にスペースは入りません。各パラメータはホワイトスペースで区切られます。
不等号かっこ(< >)を記述することで,#TagName の構造を認識しない HTML ブラウザに対してタグが透過,つまり無視されるようになります。
メモ: HTMLFile プロパティを使用するページプロデューサがあるアプリケーションを配布する場合は,必ずアプリケーションと一緒にファイルを配布してください。また,HTMLFile の値にはユーザーのディスクで使用できないハードコードのパス名を指定しないでください。