Xml.XMLIntf.TNodeType
Delphi
TNodeType = (ntReserved, ntElement, ntAttribute, ntText, ntCData,
ntEntityRef, ntEntity, ntProcessingInstr, ntComment, ntDocument,
ntDocType, ntDocFragment, ntNotation);
C++
enum DECLSPEC_DENUM TNodeType : unsigned char { ntReserved, ntElement, ntAttribute, ntText, ntCData, ntEntityRef, ntEntity, ntProcessingInstr, ntComment, ntDocument, ntDocType, ntDocFragment, ntNotation };
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
enum | public | Xml.XMLIntf.pas Xml.XMLIntf.hpp |
Xml.XMLIntf | Xml.XMLIntf |
説明
TNodeType は,XML ドキュメント内のノードの型を識別します。
TNodeType は,XML ドキュメント内のノードの型を識別します。次の表に,指定できる値を示します。
値 | 意味 |
---|---|
ntReserved |
使用しない。 |
ntElement |
ノードは要素を表す。要素ノードは子ノードを持つ簡易タグを表す。(IXMLNode を使用している場合,これらの子ノードが表示されないことがある。たとえば,一般に ntText 型の子ノードは IXMLNode によって隠蔽され,Text プロパティの値として表示される)。要素ノードの子ノードは,ntElement,ntText,ntCData,ntEntityRef,ntProcessingInstr,および ntComment というノード型を持つ。また,要素ノードは属性(ntAttribute)も持つことができる。要素ノードは,ノード型 ntDocument,ntDocFragment,ntEntityRef,および ntElement の子になれる。 |
ntAttribute |
ノードは要素の属性を表す。別のノードの子にはならないが,値には要素ノードの IXMLNode インターフェースの Attribute プロパティを使ってアクセスできる。属性ノードは,ntText および ntEntityRef 型の子ノードを持つことができる。 |
ntText |
ノードはタグのテキスト内容を表す。テキストノードは子ノードを持つことができないが,ノード型 ntAttribute,ntDocFragment,ntElement,または ntEntityRef の子になることができる。 |
ntCData |
ノードは XML ソース内の CDATA セクションを表す。CDATA セクションは,マークアップとして解釈されるテキストブロックを識別する。ntCData ノードは子ノードを持つことができない。これらのノードは,ntDocFragment,ntEntityRef,または ntElement ノードの子になることができる。 |
ntEntityRef |
ノードは XML ドキュメント内のエンティティへの参照を表す。これは文字エンティティの参照を含む任意の種類のエンティティ。エンティティ参照ノードの子は,ntElement,ntProcessingInstr,ntComment,ntText,ntCData,および ntEntityRef のノード型になることができる。エンティティ参照ノードは,ntAttribute,ntDocFragment,ntElement,または ntEntityRef ノードの子になることができる。 |
ntEntity |
ノードは展開されたエンティティを表す。エンティティノードは,展開されたエンティティ(ntText ノードや ntEntityRef ノードなど)を表す子ノードを持つことができる。エンティティノードは,ntDocType ノードの子としてのみ表示される。 |
ntProcessingInstr |
ノードは XML ドキュメントの処理命令(PI)を表す。PI ノードは子ノードを持つことができないが,ノード型 ntDocument,ntDocFragment,ntElement,または ntEntityRef の子になることができる。 |
ntComment |
ノードは XML ドキュメント内のコメントを表す。コメントノードは子ノードを持たない。ntDocument,ntDocFragment,ntElement,または ntEntityRef ノードの子として表示される。 |
ntDocument |
ノードは,XML ドキュメント全体のルートであるドキュメントオブジェクトを表す。ドキュメントノードは子(DocumentElement)として 1 つの ntElement ノードを持つ。さらに,ntProcessingInstr,ntComment,および ntDocType 型の子ノードを持つことができる。ドキュメントは XML ドキュメント全体のルートなので,子ノードとして表示されることはない。 |
ntDocType |
ノードは,<!DOCTYPE > タグで示されるドキュメント型宣言を表す。ドキュメント型ノードは,ntNotation および ntEntity 型の子ノードを持つことができる。このノードは,常にドキュメントノードの子として表示される。 |
ntDocFragment |
ノードはドキュメントフラグメントを表す。ドキュメントフラグメントノードは,ノートまたはサブツリーを実際にはドキュメントに格納することなくドキュメントに関連付ける。ドキュメントフラグメントノードは,ntElement,ntProcessingInstr,ntComment,ntText,ntCData,および ntEntityRef 型の子ノードを持つことができる。別のノードの子として表示されることはない。 |
ntNotation |
ノードは,ドキュメント型宣言内の表記規則を表す。常に ntDocType ノードの子として表示され,子ノードを持たない。 |