Vcl.ActnMan.TActionManager

提供: RAD Studio API Documentation
移動先: 案内検索

Vcl.ActnMan.TCustomActionManagerVcl.ActnList.TCustomActionListSystem.Actions.TContainedActionListSystem.Classes.TComponentSystem.Classes.TPersistentSystem.TObjectTActionManager

Delphi

TActionManager = class(TCustomActionManager)

C++

class PASCALIMPLEMENTATION TActionManager : public TCustomActionManager

プロパティ

種類 可視性 ソース ユニット
class public
Vcl.ActnMan.pas
Vcl.ActnMan.hpp
Vcl.ActnMan Vcl.ActnMan


説明

TActionManager は、アプリケーション内に保持されているすべてのアクションを、管理および表示するための、メカニズムを提供します。

アクション マネージャ コンポーネントを利用すると、アプリケーション内に保持されている、カスタム ユーザー定義アクションや標準アクションのレイアウト情報、そして、この情報を UI 要素として「描画」することができる一連のコントロールを、指定することができます。

アクション マネージャにより、標準アクションのいずれもアプリケーションへ追加でき、そのアプリケーション内のアクションをアクション バンドへドラッグ&ドロップすることができます。アクション バンドでは、アクションは UI 要素として自動的に描画されます。

アクション マネージャは、メニュー、ツールバー、ナビゲーション バー(Outlook バー)の自動生成に必要な必要なすべてのレイアウト情報を保持しています。 レイアウト情報には次のものがあります:

  • 表示順
  • アクションへの参照。アクションの CaptionShortCutVisible などが含まれます。
  • バックグラウンド

アクション マネージャは、この情報を、テキストまたはバイナリ ファイルとしてディスクに書き込むことができる、ストリーミング可能なオブジェクト(TActionClientItem)に格納します。 その後アクション マネージャは、この情報を使用して、アプリケーションの再起動時に UI 要素を再構築し、アクション バンド コンポーネントに表示します。 アクション マネージャは状態情報を維持できるため、アプリケーションのユーザーが、アクション バンド上に表示される UI 要素をカスタマイズする機能も追加します。 この機能を実行するのは簡単で、標準アクション TCustomizeActionBars を、アクション マネージャ エディタからドラッグし、アクション バンドにドロップするだけです。

また、アクション マネージャは、各項目の使用データを保持しています。 これにより、UI(ユーザー インターフェイス)上の使用頻度の低い項目を自動的に非表示にし、よりすっきりして効果的な UI にすることができます。

関連項目