Vcl.DdeMan.TDdeClientConv.PokeData
Delphi
function PokeData(const Item: string; Data: PAnsiChar): Boolean;
C++
bool __fastcall PokeData(const System::UnicodeString Item, char * Data);
プロパティ
種類 | 可視性 | ソース | ユニット | 親 |
---|---|---|---|---|
function | public | Vcl.DdeMan.pas Vcl.DdeMan.hpp |
Vcl.DdeMan | TDdeClientConv |
説明
DDE サーバーアプリケーションにデータを送ります。
PokeData メソッドは,送信されたデータをサポートしている DDE サーバーにテキストデータを転送できます。Item は DDE サーバー内のリンク項目を指定します。Data はヌルで終わる文字列で,転送するテキストデータを指定します。
この DDE 項目の値は,リンクされた DDE サーバーアプリケーションによって決まります。通常,Item はテキストの選択可能部分,つまり編集ボックス内にある表計算ワークシートのセルやデータベース項目などです。DDE サーバーが Delphi C++Builder アプリケーションならば,Item はリンクされた DDE サーバーコンポーネントの名前です。
通常,データは DDE サーバーから DDE クライアントアプリケーションへ流れます。一部の DDE サーバーアプリケーションは転送データを受け入れません。PokeDataLines はデータが正常に転送されたら true を,正常に転送されなかったら false を返します。
1 つの文字列だけでなく文字列リストを転送する必要がある場合は PokeDataLines メソッドを使用します。
メモ: WaitFlg パラメータを true に設定して ExecuteMacro メソッドか ExecuteMacroLines メソッドを呼び出した場合,サーバーアプリケーションがマクロの実行を完了するまでは PokeData は自動的に失敗になります。WaitStat プロパティは,PokeData がサーバーにデータを送信するタイミングを示します。